伝統的工芸品ニュース

伝統的工芸品ニュース

アーカイブ:2018年09月

2018/9/28イベント

美濃焼灯籠、光柔らか 土岐プレミアム・アウトレットに設置

 美濃焼の魅力をPRしようと、岐阜県土岐市は同市土岐ケ丘の土岐プレミアム・アウトレット内に陶磁器製の灯籠などを設置している。10月10日まで。
 同施設と連携した初の試みで、「やきもの生産日本一の土岐市」のキャッチフレーズを広くアピールするのが狙い。緑や黄、オレンジなど色とりどりのカボチャ形のランプシェードや、星の模様をくりぬいた灯籠計30点を並べた。日没前後から閉店まで点灯。来場者がスマートフォンで写真撮影するなどして楽しんでいる。
 灯籠は陶製で、土岐津陶磁器工業協同組合員の指導を受けて市内の小学生が作った。ランプシェードは磁器製で、ハロウィーンを前に陶磁器試験場が製作した。
 子どもたちの灯籠は10月20日に同市土岐津町土岐口の土岐川河川敷で開かれるライトアップイベント「あかりの夕べ」でも飾られる。

詳しく見る

2018/9/27イベント

信楽焼ピアスなど滋賀のものづくり紹介 東京で製品展示販売

 信楽焼のアクセサリーや革製のバッグなど個性豊かな湖国のものづくりを紹介する「それぞれのTEIBAN」が26日、東京都中央区銀座の松屋銀座で始まった。
 TEIBANは愛着が持てる「定番商品」を生み出す試みとして滋賀や三重、奈良の事業者が取り組んでいる。滋賀では信楽焼の窯元を中心に、2010年から都内や滋賀県内で展示会を計13回開いてきた。今回は初めて百貨店に会場を移し、販売に挑戦する。
 会場には信楽焼のピアスや洗面鉢、革製のショルダーバッグなど約200点が並んでいる。陳列用の器具を県内の鉄加工業者の製品で統一するなど展示の仕方も工夫しており、訪れた人が熱心に見入っていた。

詳しく見る

2018/9/27イベント

秋の唐津焼展始まる 3000点展示即売

 第38回秋の唐津焼展(唐津焼協同組合主催)が26日、JR唐津駅に近い唐津市ふるさと会館「アルピノ」の1階で始まった。14の窯元が参加し、大皿やぐい飲み、茶器など約3000点を展示即売している。30日まで。
 同組合の島谷啓介副理事長によると、各窯元が新作を中心に出品。島谷さんは、カエルやウサギを擬人化した「鳥獣戯画」を参考に、3年ほど前から絵付けに挑んでいる。「唐津焼の素朴な印象に合っている感じがします」と手ごたえを話していた。
 期間中の午前11時と午後1時から、ろくろの実演も行っている。初日は椎ノ峯窯(伊万里市南波多町)の中里裕一郎さんが担当、「指先の動きで器の形が変化するので、子どもたちが目を輝かせて見てくれますよ」と話していた。

詳しく見る

2018/9/25商品

秋田の工芸品「角館の樺細工」新商品に活路 低落傾向に危機感

 秋田県を代表する工芸品「角館の樺細工」の関係者が、伝統の味わいを生かしたアクセサリーなどの新商品に活路を探っている。背景には売り上げが減り、材料となるヤマザクラの樹皮の入手も難しくなりつつあるという現状がある。低落傾向に歯止めをかけようと、秘められた魅力を引き出す努力を続ける。
 仙北市の樺細工製造「冨岡商店」は今月上旬、新ブランド「KAVERS(カヴァーズ)」を東京の展示会で発表した。
 第1弾は3000~8500円のブローチ。秋田市のデザイン会社と提携し、日本の伝統的な色や意匠を取り入れて仕上げた。樹皮を磨き上げて光沢を出した樺細工に、模様を彫ってカラフルに彩色した。
 若草や常盤緑といった色、市松や唐草などの模様を組み合わせた22パターンを用意。アクセサリーに加え、タイルやスマートフォンカバーの製品化も検討している。
 冨岡浩樹社長は「樺細工は茶色で地味な印象がどうしても強かった。今回の展示会では目を留めてもらえるデザインを提案できた」と胸を張る。

詳しく見る

2018/9/25商品

麻製コーヒーフィルター、愛好家に人気 滋賀、手入れ簡単

 近江上布伝統産業会館が、地元特産の麻を使ったコーヒーフィルターを試作し、コーヒー愛好家から好評を得ている。綿生地などのネルドリップに比べて手入れが容易といい、同館は「麻織物の新たな顧客獲得につなげたい」と期待する。
 同町は麻織物業が盛んで、上質な麻布「近江上布」は国の伝統工芸品に指定されている。同館は、麻布の利用拡大を目指してこれまでストールや布団のシーツ、名刺入れなどの商品を開発してきた。
 フィルター製作は、昨年12月ごろ、同館と交流がある地場産業を紹介するポータルサイトの運営者から「台湾で開かれるコーヒー関連のイベントに向け、麻を材料に使ってみないか」と提案されたのがきっかけ。提案を受けて、リネン(麻)のみと、リネンと綿を半分ずつ使った2種類を試作した。
 麻は、綿などに比べて繊維がけば立たず、通気性が良いのが特長。製作に携わった同館の西川幸子さんは「綿と同じく洗えば何度でも使える。綿などの一般的なネルより、コーヒーの粉が繊維にからみにくくて洗いやすい」と利点をアピールする。

詳しく見る

2018/9/25イベント

「絵本のような煙突」の町、公認サンタが合宿へ

 クリスマスシーズンを前に、「グリーンランド国際サンタクロース協会」(本部・デンマーク)が公認する国内外のサンタが来月、佐賀県内で事前合宿をすることになった。トナカイのソリに乗って煙突から家の中に入るサンタにとって、有明海の干潟や多くの窯元が並ぶ有田町のレンガ造りの煙突は、絶好の“訓練場”。サンタの一人は「ちゃんと成果が出るよう頑張ります」と意気込んでいる。
 アジアで唯一の公認サンタであるパラダイス山元さんが事前合宿「サガ・サンタ・サミット2018」と銘打って企画した。
 有田焼創業400年の記念事業として、2016年11月に有田焼窯元の煙突をサンタの人形で飾る催しの点灯式に招待された際、「絵本で見たような煙突のある風景に感銘を受けた」ことがきっかけになったという。
 事前合宿は10月7~10日の3泊4日で実施。ノルウェーやデンマーク、フランス、アメリカなどから公認サンタ12人とその家族が訪れる。
 初日の7日、「トナカイのソリ使用はクリスマスイブの夜のみ」(山元さん)という理由で、サンタ一行は飛行機で佐賀入り。午前11時40分~午後4時半の間、佐賀空港ロビーで記念撮影に応じたり、同空港での「空の日」フェスタのイベントに参加したりする。

詳しく見る

2018/9/21伝統的工芸品

伝統工芸の生き残りをかけたブランディング

 世界で勝負するラグジュアリーブランドへ―。岡野(福岡県那珂川町、岡野博一社長、092・952・3586)が博多織の伝統を生かしながら、洗練されたデザインの製品を次々と打ち出している。商業施設「GINZA SIX」や「六本木ヒルズ」に相次いで出店するなど、ブランド確立へ果敢に突き進む。
 経糸を通常の織物より多く使う博多織は締めやすく緩みにくいとされ、繊細な柄を表現できる。締める時にキュッと音が出る「絹鳴り」も絹織物としての特徴の一つ。
 そんな特徴を凝縮したネクタイが「ERIOBI」。帯と同様に襟元を「締める」共通点を生かし、風車やうろこなどが連なる模様をあしらっている。スカーフ「KAI」のデザインは江戸時代に幕府へ献上した献上柄がベース。「暮らしの道具として目に写る形で伝統を飾ってもらえたら」(岡野社長)と「OKANO」ブランドの新作を出し続ける。

詳しく見る

2018/9/20イベント

篆刻に砥部焼の粘土活用 萬翠荘で作品展

 砥部焼の材料となる粘土を印材に篆刻を楽しむグループ楽篆会(国安登会長)の作品展が、愛媛県松山市一番町3丁目の萬翠荘で開かれている。24日まで。

詳しく見る

2018/9/20商品

九年庵のマンホール 有田焼で再現ミニチュア

 佐賀県神埼市の紅葉の名所「九年庵」をあしらったご当地マンホールを有田焼で再現したミニチュアが完成した。白地に紺色が映えるデザインで話題を集めそうだ。
 神埼市が有田焼の窯元「宝寿窯」に制作を依頼した。直径9.3センチで置物やコースターとして使える。今月末から同窯などで1個3500円(税込み)で販売される予定だ。
 マンホールのふたのデザインは地域色豊かで、愛好家には写真付きのマンホールカードが人気。市は有田焼のミニチュアに「多くの人が神埼に来るきっかけになれば」と期待を寄せる。

詳しく見る

2018/9/20ニュース

JR渋谷ハチ公前広場の「ハチ公ファミリー」設置28年目で初清掃へ

 ジョンソンが、JR渋谷駅ハチ公口のハチ公前広場に面したパブリックアート「ハチ公ファミリー」の清掃を行う。期間は9月20日から9月26日まで。
 今回の清掃活動は、東京五輪が開催される2020年に向けたプロジェクトとして実施。渋谷のシンボルとして親しまれてきた「ハチ公ファミリー」を本格的に清掃するのは1990年の設置以来、今回が初めての試みとなる。同作は食器としても利用される信楽焼の陶板レリーフで制作されており、洗剤はジョンソンが輸入販売元となっているクリーナーブランド「ミセスマイヤーズ クリーンデイ」のキッチン用洗剤が使われる予定だ。

■実施概要
清掃期間:9月20日(木)~9月26日(水)
[仮囲い設置] 9月19日(水)、20日(木)
[仮囲い撤去] 9月27日(木)、28日(金)
清掃場所:JR渋谷駅 ハチ公口 ハチ公前広場

詳しく見る