伝統的工芸品ニュース

カテゴリー:その他

2018/10/25その他

作り手と言葉を交わせる、情緒あふれる金沢の町家。

ものづくりに触れる金沢の旅。
北陸新幹線の開通以降、伝統と革新が共存する場所として国内外からますます熱い視線を集める金沢。なかでも工芸をはじめとする“ものづくり”は、ほかの都市にない成熟と発展がパワフルに進みつつある。この短期連載では、周辺のエリアを含めて独自の進化を遂げる“ものづくりの街”金沢の魅力を、4つの切り口から紹介したい。

ものづくりに触れる金沢の旅。#02 ワークショップで、オリジナルな九谷焼を手に入れる。
第1回は、リノベーションした町家にアトリエ兼ショップを構える作り手たちにフォーカス。藩政時代から1950年までに建築された町家は、まさに金沢の財産。近年ではリノベーションや町家にまつわるイベントも活発だ。歴史ある風情が楽しめて、作り手本人から話を聞くことができる町家のアトリエ。今回は単なるショップ巡りに留まらない、金沢ならではの旅体験がかなう3軒を紹介する。

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2018/8/20その他

飛騨のチョウ142種撮る 高山市の愛好家「古里を思い出すきっかけに」

 岐阜県高山市桐生町のチョウ愛好家、鈴木俊文さんは、飛騨地域で確認された142種のチョウの写真を撮り続けている。野山にチョウを追った少年時代を顧み、「子どもが古里に愛着や誇りを持つきっかけになれば」と奔走する。2020年、70歳の節目に本にまとめ、自費出版するのが目標だ。
 15日、高山、長野県松本市境の安房峠。鈴木さんはカメラ3台を携え、車を降りた。山の斜面や草むらにチョウの姿を見つけ、目で追う。止まった場所へ忍び寄り、レンズを向けた。
 「チャンスはほんの一瞬」。素早くピントを合わせ、シャッターを切る。この日は両市境の野麦峠にも足を延ばし、目当てのキベリタテハをはじめオオウラギンスジヒョウモンなど5種を捉えた。
 本業は高山市の伝統的工芸品、飛騨春慶の職人。代々続く塗師の家に生まれた。子どもの頃から昆虫が好きだったが、華麗に舞う姿に魅せられ、小学5年からは「チョウ一本」。採集、飼育を続け、リポートを学会に提出することもある。
 飛騨のチョウを撮る背景には、子どもたちとの交流がある。清見小学校(同市清見町三日町)に招かれ、毎年のようにギフチョウと飛騨春慶について教える。4年制大学がないこともあり、進学や就職で都市部へ出て行く子どもも多い。飛騨に住むチョウの写真を見て古里を思い出してもらえればと願う。

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2018/7/23その他

丁寧にいれた日本茶のおいしさに感動芦屋にオープンした日本茶専門店

 阪神間の高級住宅街として知られる芦屋に、2018年5月、日本茶をゆっくりと楽しめるお店ができました。JR神戸線芦屋駅から北東へ歩くこと約7分。「茶庵 瀧家」は、宮川の畔のビルの1階にあり、入口には鮮やかな赤色の暖簾がかかっています。
 入口すぐのコーナーは、ギャラリーのよう。普段は、お店で使っている器の作家6人の作品が並んでいます。信楽焼、丹波立杭焼、唐津焼、備前焼、常滑焼と多彩。
 同じくお店で使用している木工品もあって、気に入ったら買って帰ることもできます。お店で飲めるお茶の茶葉だけでなく、こだわりの卵や調味料なども置いてあり、結構人気なのだそう。

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2018/7/5その他

これぞ江戸の粋!7月5日は「江戸切子」の日。涼やかな江戸切子で夏を楽しもう

 7月5日は「江戸切子」の日。夏を彩る、涼しげな江戸切子の世界を少し知ってみませんか?オリンピックを控え、にわかに「江戸」や「東京」、日本の文化が注目されはじめている昨今。江戸切子をベゼルに用いた限定ウオッチが話題になったりもしています。今回はそんな江戸切子を体験できる情報もあわせてご紹介しちゃいます。

<江戸切子とその歴史>
 天保5年(1834年)に江戸大伝馬町のビードロ屋・加賀屋久兵衛が金剛砂を用いてガラスの表面に彫刻したのが初めて、と伝えられています。時を経て、明治14年に切子(カット)指導者として英国人のエマニエル・ホープトマン氏を招いて十数名の日本人がその指導を受けました。これを機に現代に伝わる江戸切子の伝統的ガラス工芸の技法が確立されました。江戸切子は昭和60年に東京都の伝統工芸品産業に指定、平成14年に国の伝統的工芸品にも指定されました。
 「江戸切子」と呼ぶことができるのは、1.江戸切子協同組合組合員が作成 2.ガラスである 3.手作業 4.主に回転道具を使用する 5.指定された区域(※江東区を中心とした関東一円)で生産されている、という条件を満たしたものだけとなっています。※江戸切子協同組合による

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2018/6/19その他

有田焼の職人さんのごほうびメシって? PR動画〈陶芸家のごほうびメシ〉/佐賀

職人さんって、普段はどんなものを食べているんだろう?このたび公開された〈陶芸家のごほうびメシ〉は、有田焼の職人にスポットを当てた、新たなプロモーションムービー。ものづくりに向き合う有田焼の職人が、普段食べている“ごほうびメシ”が紹介されています。

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2018/4/3その他

村上の魅力ぎゅっと 観光協会がガイド本刷新

 村上市観光協会(村上市田端町)は、観光情報を掲載したガイドブックを6年ぶりにリニューアルした。写真をふんだんに取り入れ、ビジュアル面を強化することで誘客を狙う。
 新ガイドブックは、A5サイズの18ページ。以前のガイドブックの在庫が少なくなってきたことから一新を決めた。
 表紙は、女性が村上木彫堆朱のぐい飲みで地酒を味わっているシーン。「インスタ映え」の流行から全体的に文字量をあえて少なくし、サケや村上牛などの食や伝統文化、瀬波温泉などの写真を目いっぱい使って情報発信している。
 友人や家族と1泊2日で村上を堪能できる旅行プランが紹介されているほか、以前のガイドブックよりもサイズを小さくし、持ち運びしやすくした。
 観光協会の片野将さんは「村上の魅力を1冊に詰め込んだ。村上を知ってもらい、"来てみたい"という気持ちになってくれれば」と話している。
 市内の観光施設や旅館などで順次無料配布している。ほか、東京の新潟県アンテナショップ「表参道・新潟館ネスパス」にも置く。
 問い合わせは村上市観光協会、0254(53)2258。

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2018/3/19その他

福島の児童成長 競輪補助金と稲作と大堀相馬焼

 東日本大震災から7年、被災地へのさまざまな補助金が減るなか、現在も競輪の補助金で、福島県の小学校では、年間を通して、1年生から6年生までの全学年で、それぞれ地域ふれ合い事業を体験学習として続けている。このふれ合い事業が行われているのは創立145年の福島県いわき市立平第四小学校。
 走り駒という馬の絵が描かれた伝統の大堀相馬焼を知るために、6年生では、窯元を訪れ、陶芸教室も行われ、自分たちで焼き物作りの学習も行われている。児童たちは、地域との交流で、地元のことを知り、いろいろな人が住み、いろいろな仕事があることを知る。
 児童は、「みたことがあるだけだったり、聞いたことがあるだけのことを実際に体験できてよかった」「これからも伝えていかなければならない伝統があることがわかった」「何もないような平窪だけど、実際にはいいところもたくさんあるんだとわかり、好きになってきた」と、交流事業の体験の感想を話した。

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2018/3/9その他

陶芸界に功績、惜しむ声 中島宏さん通夜に300人

 青磁の重要無形文化財保持者(人間国宝)で7日に76歳で亡くなった中島宏さんの通夜が8日、武雄市武雄町のアクロスウィル武雄斎場で営まれた。約300人が参列し、独自の「青」を追い求め、陶芸界に大きな功績を残した中島さんとの別れを惜しんだ。
 青磁をイメージした祭壇に、中島さんがお気に入りだった少し斜めに構えた写真が飾られた。10年ほど前の映像が流れ「相手は土と火。思い通りにはいかない。でも、たくさん仕事をしていると、たまにご褒美でいいものができる」と語る姿にうなずく人もいた。
 中島さんの後任として日本工芸会副理事長を務める白磁の人間国宝、前田昭博さん=鳥取県=は「『いい作品を公平に評価しよう』と審査を改革された。純粋に日本の工芸を考える頼りになる先輩だったのに」と惜しんだ。
 人間国宝になる際に真っ先に報告したという小石原焼の福島善三さん=福岡県=は「昨年10月の福岡の個展で『いろいろ昔話を教えてやる』と言われていたのに聞けないままになった。カリスマ性のある別世界の人だった」と悔やんだ。
 葬儀は9日午前11時から同斎場で執り行われる。

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2018/3/2その他

恋愛の新たなパワースポットに 大磯の鴫立庵に「虎女恋文」信楽焼ポスト設置

 俳諧道場「鴫立庵(しぎたつあん)」(大磯町大磯)に、新たな恋愛のパワースポットが誕生した。鎌倉時代の武士、曽我兄弟によるあだ討ちを描いた軍記物語「曽我物語」に着目し、曽我十郎の恋人の虎御前が愛を貫いたエピソードから「虎女恋文ポスト」を設置。若者にアピールして集客を図る狙いだ。
 物語では、大磯に住んでいた虎女は兄弟があだ討ちを果たして死んだ後、出家。諸国の霊場を巡りながら供養し、結婚することなく終生を過ごしたとされる。同庵に江戸時代にできた法虎堂には虎女の像が安置されている。
 この伝承から、「恋愛に御利益がある」としてラブレターを投函できる私設ポストを一月に設けた。信楽焼で高さ四十五センチ、直径二十センチの円筒形。恋人をイメージしたフクロウのつがいを飾りつけた。投函があると職員が郵便局に届け、同庵をかたどった消印を押してもらえる。

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2018/2/27その他

地場産「桐生織」でお守り 児童の交通安全祈り桐生商業高生徒

 桐生の伝統的な絹織物「桐生織」を市内の子どもたちに身近に感じてもらおうと、群馬県立桐生商業高(小林努校長)の1年生約240人が、桐生織の生地を使って交通安全を願うお守りを作った。制作は初めての試み。3月上旬に市内全17小学校の1年生と、特別支援学校の児童合わせて約700人に贈る。 市内の雷電神社で26日、お守りの祈願が行われ、生徒を代表して玉川萌春さん、岩野帆夏さん、神山綾香さん、深沢優姫菜さん、前原有彩さんの5人が参加した。5人は玉串をささげ、子どもたちの交通安全を祈って手を合わせた。

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