伝統的工芸品ニュース

カテゴリー:イベント

2019/3/19イベント

コシノさん、福島産素材で「フクシマプライド」

 2019~20年秋冬東京コレクション(東コレ)が18日、東京の表参道ヒルズなどを会場に開幕した。初日に登場したコシノジュンコさんは、福島県産の素材を使ったブランド「フクシマプライド」の婦人服を初めて披露した。
 コシノさんは、東日本大震災の影響や後継者不足に悩む同県の地場産品の復興に16年度から携わってきた。今回は同県内の10事業者と協業。植物のツルで作る「奥会津編み組細工」、つややかなシルクなどを使い、前衛的なドレスなど55着を披露した。
 コシノさんが東コレに参加するのは12年ぶりで、「新しいことにファッションで挑戦してみた。福島に新しい風が吹いたと思う」と話していた。
 東コレは「アマゾン・ファッション・ウィーク東京」(日本ファッション・ウィーク推進機構主催)のメイン企画。23日までに国内外の約50ブランドが新作を披露する。

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2019/3/18イベント

信楽焼で「天空の城」も 陶器個展、意表突く作品並ぶ

 信楽焼作家の桝本佳子さんの手による個性的なオブジェの展示会が同町長野のギャラリー陶園で開かれている。建造物や乗り物の立体作品と皿やつぼを組み合わせるなど、大胆で、意表を突く作品が並んでいる。
 桝本さんは京都市立芸術大で陶芸を学び、2013年から信楽で作陶を始めた。「自分にしかできない作品を作りたい」とオブジェ制作を続け、昨年の秀明文化基金賞を受賞。奇抜なアイデアに加えて、繊細な絵付け技術による精緻な絵柄も特徴という。
 展示会は受賞を記念し開催。つぼと城跡を合体させ、つぼの中に加湿器を組み込み、小さな穴から蒸気を出すことで雲海に囲まれた竹田城跡を表した作品や、校舎と皿、トラックと茶碗、観覧車と急須、タワーとつぼなどを自在に組み合わせて町並みを表した作品が並ぶ。

 桝本さんは「陶芸でこんな楽しい表現もできると知ってもらいたい」と話す。21日まで。20日休み。無料。

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2019/3/18イベント

愛媛)親子で砥部焼作り 日本伝統工芸展で体験会

 陶芸や染織など日本の伝統工芸の粋を集めた「第65回日本伝統工芸展」の松山展が開かれている松山三越で16日、親子が砥部焼作りに挑戦する催しがあった。
 午前にあった手びねり体験には約50人が参加。砥部焼の産地・砥部町にある砥部焼陶芸館のスタッフや窯元らに教えてもらいながら、手回しろくろを使って茶わんや湯飲みを作った。
 作品は同館で焼き上げ、5月上旬に参加者の手元に届く予定。初めて体験したという松山市の小学6年生の藤永遥斗さんは「回しながら角を整えるのが難しかった。完成した食器を使うのが楽しみ」と話していた。

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2019/3/12イベント

若宮広場で東美濃の地酒と美濃焼のイベント 五平餅やマーケットも

 岐阜県・東美濃エリアの地酒を美濃焼の酒器で楽しめるイベント「MEETS HIGASHI-MINO 東美濃の地酒とやきもの」が3月16日・17日、若宮広場(名古屋市中区大須3)で開催される。

 多治見市、土岐市、瑞浪市、恵那市、中津川市など地域連携でPRを目的にしたイベント。全市町に共通してある酒蔵と、多治見・土岐・瑞浪を中心に作られる美濃焼を軸に、美濃焼の酒器で味わう地酒の飲み比べを用意する。一昨年、昨年は名古屋テレビ塔下で開いてきたが公園の改修工事を理由に会場を変更。今年は可児市、御嵩町も加わった。
 参加酒蔵は千古乃岩酒造、中島醸造、三千櫻、林酒造など12蔵で過去最大。各蔵が3種類ずつ(1蔵のみ2種類)出品し、全35種類が会場に集まる。参加者が自分で選べる美濃焼の酒器に1杯(60ミリリットル程度)を通貨のコイン1枚で提供する。
 地酒5杯分のコインとオリジナルのつまみが付く「おつまみ付きチケット」は、つまみを盛り付ける皿(直径約21センチ)も美濃焼で15種類から選ぶことができる。「お酒だけチケット」は地酒7杯分。いずれも、選べる美濃焼の酒器、ペットボトルの水などが含まれる。使い終わった酒器や皿は持ち帰ることができる(器選びは先着順)。チケットは前売り=2,700円、当日=3,000円。

 今年はマーケットも初めて展開する。「お酒のお供」になるような菓子や加工食品、ジュースなど地域の飲食物、美濃焼の器やアクセサリー、地域の木材で作ったカトラリーや小物入れなどの木製品、野菜などの生鮮食品などが並ぶ。
 そのほか、五平餅が3店舗出店し、単品(1本150円~)と食べ比べセット(1,000円、日本茶と陶磁器付き)を販売。そのほか、「焼きたてお猪口」「銅版転写絵付け」などのワークショップも行う。

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2019/3/8イベント

加賀魅惑の九谷焼

 近代九谷焼の名工たちの香炉や花器などを集めた企画展「九谷のカタチ」が加賀市山代温泉の九谷焼窯跡展示館で開かれている。
 九谷焼の香炉や花器、飾り皿などは装飾性にも優れて、茶人らに愛されてきた。会場には、明治末期から昭和にかけて活躍した名工たちの逸品42点が並べられている。
 初代、滝口加全かぜん(1872~1940年)が中国の「交趾こうち焼」の技法を九谷焼に取り入れて精巧に作り上げた「交趾菊文香炉」(高さ約10センチ)は、華やかで造形力にも優れた名品。中村翠恒すいこう(1903~85年)の「青磁釉せいじゆう色絵丸文壺つぼ」(高さ約28センチ)は、鳥や模様などを彫ってから上絵付けした凝った作品だ。
 企画展は4月15日まで。火曜休館。入館料は一般310円、75歳以上150円、高校生以下無料。問い合わせは同館(0761・77・0020)へ。

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2019/3/8イベント

因州和紙でカキツバタ、天然記念物の群生再現

 国の天然記念物などに指定されている鳥取県岩美町のカキツバタ群落を因州和紙で再現したジオラマが、同町役場で展示されている。18日まで。
 カキツバタは町の花に指定されており、「町の観光資源“カキツバタ”の魅力を伝えよう!」と題したプロジェクトで、岩美高生を中心に中学生、町民が参加してジオラマを作った。因州和紙で手作りしたカキツバタ200本を、縦1メートル82センチ、横91センチの台に配置。背景には、県の自然環境保全地域に指定されている「牧谷群落」の景色をちぎり絵で描いた。
 同町内では「牧谷」と天然記念物の「唐川湿原」の2カ所でカキツバタが群生。毎年5~6月に紫色などの花を咲かせ、観光客を楽しませている。

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2019/3/7イベント

京都の伝統工芸「表具師」巨匠の日本画手掛ける技、間近に

 京都に息づく掛け軸や屏風などの表装技術を紹介する「京表具展」が5日、東京都港区の東京美術倶楽部で開かれ、京都府内の表具師が手がけた約60点が来場者を魅了した。
 京表具協同組合連合会が首都圏での販路拡大につなげようと開いた。4日から2日間、竹内栖鳳、堂本印象ら著名な日本画家の作品の掛け軸や、インドの民族衣装サリーの裂地を用いた額装などを展示した。
 会場では伝統工芸士が「どのような色を合わせるかで雰囲気が変わる」など、制作の意図や表具師の仕事を説明する場面もあり、来場者が聞き入っていた。

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2019/3/7イベント

アニメや特撮、工芸とコラボ 香林坊大和で名匠仕事展 マジンガーZ、ウルトラマン…

 金沢市の香林坊大和で6日、「日本の名匠たちの仕事展」が始まり、かばんやアクセサリー、人形など職人の技が光る逸品を紹介した。懐かしのアニメと全国各地の伝統工芸などがコラボした企画「ウルトラJ」が北陸で初めて開催され、初日から大勢の来場者が訪れた。
 ウルトラJはアニメなどのキャラクターが全国の「ご当地」と連携して魅力を発信する企画となる。会場には輪島市出身の漫画家永井豪さんの作品として知られる「マジンガーZ」の純金製人形、「デビルマン」の輪島塗蒔絵パネルのほか、「ウルトラマン」の屏風など多彩なグッズが並んだ。
 展示会には石川県初登場の9店を含む47店が出店している。12日まで。

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2019/3/7イベント

京友禅や京焼・清水焼、匠の技PR 京都で大規模国際見本市

 京都初の大規模な国際見本市「京都インターナショナル・ギフト・ショー」が6日、京都市左京区のみやこめっせで開幕した。約300社が伝統技術を基盤に現代の生活スタイルに合わせた家具や雑貨、食品などを出展し、地元企業も代々受け継ぐ匠の技や京都ならではのデザインを提案した。展示商談会「京都知恵産業フェア」も同時開催され、国内外から大勢のバイヤーでにぎわった。
 同ショーは、国内最大級の見本市「東京インターナショナル・ギフト・ショー」を主催するビジネスガイド社が初めて京都で開いた。京都府内の175社をはじめ、関西や首都圏などの計307社が出展した。
 職人の技術を紹介する初企画「WAZA博」には20社・団体が参加。京友禅や京焼・清水焼などの若手職人らのグループは、現代の生活様式に合わせた螺鈿のネックレスや京七宝の名刺入れなどの新製品を提案した。京友禅のカードケースを出展した池内真広さんは「モダンな色彩を意識した。多くの人が関心を持ってくれた」と手応えを語った。指物師が製作した桐の一枚板を使ったバッグや、西陣織の絹で仕立てたジーンズも注目を集めた。
 産業支援機関や業界団体も伝統の技と意匠を世界に発信。京都産業21のブースでは、金箔押しの技術を生かしたバッグや丹後地域の織物、食品など中小企業27社が新商品を披露。京鹿の子絞振興協同組合は、職人が絞りを実演し、浴衣を紹介。折り紙工学と表具の技術を融合させた和紙ランプを出展した京表具協同組合連合会の木南拓也理事は「反響が大きく、早速商談も入った」と笑顔で話した。
 7日まで。一般入場できる地下1階のエリアは、洗練されたデザインの雑貨や宝飾、食品などを展示販売している。

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2019/3/4イベント

土鍋で「スイーツ」作り提案 四日市で「ばんこの里フェスタ」

 萬古陶磁器工業協同組合は2日、四日市市陶栄町のばんこの里会館で恒例の「ばんこの里フェスタ2019」を開いた。家族連れらが大勢訪れ、萬古焼の魅力を紹介した展示やイベントを楽しんだ。3日まで。
 今年のテーマは「スイーツ」。展示の一つ「窯元のおやつ」では、萬古焼の窯元が写真パネルと自社製品を並べ、「急須でコーヒー」「土鍋でチーズケーキ」などといった新たな萬古焼の使い方や演出法を紹介した。東海地区の人気店のパンや焼き菓子を萬古焼の器にのせて提供する店も出て、人気を集めた。
 お菓子講座では実際に土鍋を使い、製菓衛生師の田中まさこさんと、めいの棚部はるなさんが、フランスの伝統菓子、クラフティ風のチーズケーキ作りを実演した。
 1階の陶芸工房では、電動ろくろや陶製のおひなさまの絵付けが体験でき、子どもらが真剣に取り組んでいた。館内にあるショップ「うつわ亭」では、萬古焼製品を3割引き(一部、除外品もあり)で販売している。

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