伝統的工芸品ニュース

カテゴリー:イベント

2018/7/17イベント

「作陶過程も見て」 金城秀義さん、那覇市で個展

 南城市玉城に工房を構える壺屋焼の陶工・金城秀義さんが、17日から那覇市のパレットくもじ7階美術サロンで個展を開く。自身3回目となる今回の個展では作品展示だけでなく、工房の雰囲気を再現しようと、サロン内で染め付けや線彫りなどの陶工作業を披露する。金城さんは「出来上がった作品を見てもらうだけじゃなくて、どう作るのか見てほしい」と話し、訪れた人との出会いを心待ちにしながら準備を進めている。
 金城さんは18歳で作品を作り始め、1995年、南城市玉城に工房「秀陶房」を開いた。金城さんの作品の多くは、壺屋焼を代表するデザインである魚紋が描かれている。
 「実は、ヘアピンで彫っているんだ」。金城さんの作品は手作りの道具から生まれる。ヘアピンを木の棒に挿した線彫り用の道具、那覇大綱挽で手に入れた綱をほどいて作った染め付け用の筆や、竹ぼうきの掃く部分を使った筆などなど。
 個展は23日まで。入場無料。午前10時から午後8時半まで(最終日は午後5時まで)。問い合わせはリウボウ美術サロン(電話)098(867)1291。

詳しく見る

2018/7/13イベント

夢メッセみやぎで「全国やきものフェア」 全国120の蔵元・作家出展、「にゃっ展」も

 夢メッセみやぎ(仙台市宮城野区港3)本館展示棟で7月12日、「全国やきものフェアinみやぎ」が始まった。
 全国の主要産地の窯元・個人作家が一堂に集まり作品の展示・販売を行う同イベント。「産地の陶磁器に触れる機会を提供し、東北の皆さまの暮らしに器を通した日常的な潤いを取り戻してほしい」との思いから、東日本大震災の翌年の2012年に初開催され、今年で7回目を迎える。昨年は県内や近県から約3万3000人が来場した。
 今年は、益子焼、笠間焼、美濃焼、九谷焼、瀬戸焼、信楽焼、伊賀焼、京焼、備前焼、萩焼、波佐見焼、唐津焼、有田焼、伊万里焼など、全国120の窯元・作家が出展する。
 家具と器による空間づくりを提案する「引き立て合う家具と器 monmaya」、東北の陶芸家をピックアップして紹介する「東北の陶芸家たち」、全国の猫好き作家が手掛けたアクセサリー・バッグ・小物雑貨を展示販売する「にゃっ展」などのイベントコーナーも用意。南部鉄器や熊野筆など全国の職人作品が勢ぞろいする「匠(たくみ)の職人展」、北海道グルメ集めた飲食ブース「味力発掘!北海道」も同時開催する。
 同イベント担当者は「好きなものは皆さんそれぞれ違うと思う。皆さんのお気に入りを会場で見つけていただきたい。ワクワクするお気に入りの作品を豊かな暮らしのアイテムとして取り入れてもらえれば」と来場を呼び掛ける。
 開催時間は10時~17時(最終入場は閉場30分前まで、最終日は16時閉場)。入場料金は500円(中学生以下、身体障がい者およびその介添者1人無料)。今月16日まで。

詳しく見る

2018/7/13イベント

KITTE名古屋に有松絞り使った夏の装飾 反物25種類使い涼しげに

 商業施設「KITTE名古屋」(名古屋市中村区名駅1)で現在、有松絞りを使った夏の装飾が展開されている。
 有松絞りは名古屋市緑区の有松地域を中心に作られる絞り染めで、江戸時代から約400年続く名古屋の伝統工芸。同施設は名古屋のものづくり文化の発信もテーマとしていることから有松絞りを採用した。
 1~3階の吹き抜けのアトリウムには天井から10種類の有松絞りの反物を吊り下げたディスプレー。既存の高さ8.88メートルの金のシャチホコをイメージしたオブジェともマッチして楽しむことができる。隣接するJRゲートタワーとつながる2階の歩行者通路には反物15種類を横位置で見せたディスプレーを設置。涼し気な見た目で通行人の目を楽しませている。7月31日まで。

 14日からの週末は、1階アトリウムで無料で体験できるワークショップ「ものづくりひろば」を実施。14日=ハーバリウム作り、15日=貝殻フォトフレーム、16日=和紙お面、21日=美濃和紙ランプシェード、22日=木製のバターナイフ(11時、13時)・アイススプーン(14時30分、16時)、28日=美濃和紙で作るおきあがりこぼし、29日=風鈴色付け体験。各日、11時、13時、14時30分、16時からの時間制で所要時間は約1時間。各回開始時間の20分前から先着順で受付開始。各回定員30人で定員に達し次第受付を終了する。

詳しく見る

2018/7/9イベント

越前和紙で恐竜やコウノトリ 福井県越前市・公会堂記念館

 「越前和紙ペーパークラフトでつくる世界の生き物展」が、越前市武生公会堂記念館で開かれている。温かみある和紙で作った恐竜やコウノトリ、キリンなど計300点が並ぶ。9月2日まで。
 同記念館の夏休み企画。敦賀市のデザイナー時里嶺さんが作品を設計、福井市の造形家内藤秀信さんが制作した。厚みがあり丈夫な「局紙」と呼ばれる越前和紙にエンボス加工を施して、生き物の質感を表現。「大恐竜の森」「サバンナ」「コウノトリの里山」など9コーナーを設けた。
 新作は高さ3メートルのキリンや全長1・8メートルのゾウ、竜など計17点。大恐竜の森はトリケラトプスやフクイラプトル、新作のモササウルスなど11種類の作品を紹介。空想の生き物コーナーは宇宙人とカッパ、カラスてんぐを展示した。
 入館料は200円(高校生以下無料)。開館は午前10時~午後6時で、8月14、15日はナイトミュージアムとして午後9時まで。
 福井しあわせ元気国体・大会開幕の80日前となる7月11日は、越前市のマスコットキャラクター「きくりん」のペーパークラフトお披露目式を開催。恩恵幼稚園の園児らが除幕する。

詳しく見る

2018/7/9イベント

南投の工芸展に輪島塗や川連漆器 日本の専門家による漆工芸体験も/台湾

 (南投 8日 中央社)南投県政府文化局が主催する国際工芸フェスティバルの一環として7日から始まった特別展で石川県の輪島塗や秋田県の川連(かわつら)漆器など、日本の伝統工芸品が展示されている。南投県の美術家による漆工芸や竹工芸作品、先住民による工芸品なども出品されており、同局は同展の開催を通じて文化交流の促進や地元産業の発展につなげたいとしている。
 東京国立博物館内漆工修理室などで講師を務める高宮洋子さんは、日本の漆芸家は1つの技法に集中して取り組むことが多いが、台湾の漆工芸作品は総合的な技法が使われていると話す。台湾の漆芸家、梁シツイさんによれば、四方を海に囲まれた台湾では、日本の技法に合わせて、貝殻を使った韓国の螺鈿(らでん)細工やベトナムの卵殻細工などを融合させた多様な技法が発展したという。(シツ=日へんに至、イ=王へんに韋)
 7日午後には、日本の漆工芸技術である箔押しや蒔絵の体験教室が行われた。高宮さんらの指導の下、参加者たちはオリジナル作品の制作を楽しんだという。8日には、シンポジウムが開かれ、台湾と日本の専門家が伝統工芸の技術や産業の発展などについて意見を交わした。
 同展は同県政府文化局地下1階で開催。来月1日まで。

詳しく見る

2018/7/9イベント

本場奄美大島紬の魅力学ぶ 全日本きもの振興会、奄美大島に来島

 一般社団法人全日本きもの振興会の会員らが3~5日、鹿児島県奄美大島で本場奄美大島紬の産地研修を実施している。生産現場や関係機関に足を運び、職人の技を体験しながら大島紬の魅力を学んでいる。
 同法人は主催している「きもの文化検定」の受験者らを対象に、日本各地の生産地で年に2回実地研修を行っている。奄美での開催は初めて。
 今回の参加者は東北や関東、関西、四国在住の和服販売員や着付け教室の講師など。台風7号の影響を受けながらも、前日、前々日から現地入りする熱心な会員もいた。

詳しく見る

2018/7/6イベント

紅型と陶器が融合? ユニーク県産品で新しい沖縄感じて リウボウで9日まで開催

 7月の県産品奨励月間に合わせ「新しい、ユニークな県産品」を集めたフェア「センスのいいモノ、おきなわのモノ」が那覇市のデパートリウボウで開かれている。9日まで。
 37店を紹介。陶器作家ヨコイマサシさんは、紅型染と陶器を融合した紅型陶器を展示。チョコレート専門店「TIMELESS CHOCOLATE」は構想に2年かけたアイスクリームを発売している。
 同デパートライフスタイル課長の泉弓子さんは「輝くクリエーターの商品を通して、新しい沖縄を感じて欲しい」と来場を呼び掛けた。

詳しく見る

2018/7/5イベント

七夕の風物詩「七夕陶灯路2018」を7月6日に開催 — 10周年を迎えた灯りのイベントで伝統産業『清水焼』振興と地域交流

 京都橘大学(学長・細川涼一)では、7月6日(金)に「七夕陶灯路2018」を実施します。陶灯路は、京都の伝統産業である清水焼にロウソクを浮かべて灯りをともし、それらを並べて幻想的な空間を演出する灯りのイベントです。主催は、現代ビジネス学部の学生たちが組織する実行委員会で、イベントの企画から運営までのすべてを担っています。
 第10回目の節目を迎える今年のテーマは「宇宙-まだあったことの無い灯りを探している」とし、今後ますますの清水焼と京都橘大学発展の願いを込めた壮大なテーマにチャレンジします。各ゾーンでは夜空を彩る「銀河」「彗星」「星座」「惑星」を陶器の灯りで表現し、キャンパス全体が優しい灯りでつつまれます。また、「醍醐山華道学会」と清水焼陶器のコラボレーション企画や、天文同好会のプラネタリウム企画、吹奏楽部・箏曲部・和太鼓部の演奏、スタンプラリーやフォトコンテストなどの特別企画も実施します。子どもから年配の方まで幅広い年齢層に楽しんでいただける企画となっています。

詳しく見る

2018/7/2イベント

2千個の風鈴、涼運ぶ 京都・正寿院、47都道府県ご当地風鈴も

 風鈴で境内を彩る恒例の「風鈴まつり」が1日、宇治田原町奥山田の正寿院で始まった。約2千個の風鈴が風に揺れて音色を響かせ、参拝者に涼を運んだ。
 山あいの豊かな自然をアピールしようと、毎年開催。境内に設置した棚にガラス製の風鈴がつるされ、色とりどりの短冊が付いている。このうち600個以上は、内部にキキョウやヒマワリなど夏の花を入れた「花風鈴」で、彩りを添えている。
 本堂では、備前焼や信楽焼などで作られた47都道府県のご当地風鈴も展示している。友人と訪れた野田真由美さん=京都市伏見区=は「風鈴の数に圧倒された。すごくきれい」と話した。
 9月18日まで。要拝観料。期間中の拝観に予約が必要。「チケットぴあ」でチケットを購入するか、拝観10日前までの必着で住所、氏名、連絡先などを書いた往復はがきを正寿院に送る。問い合わせは正寿院0774(88)3601。

詳しく見る

2018/6/29イベント

安全「人手足りず無理」 浅野川・燈ろう流し中止 山野市長に加賀染振興協報告

 金沢市の浅野川で1日夜に行われた「第44回加賀友禅燈ろう流し」での火事を受け、協同組合加賀染振興協会の住田敏理事長らは28日、市役所に山野之義市長を訪ね、来年の燈ろう流しの中止を報告した。理由について住田理事長は「安全面を考えると、高齢化で人手が不足しているわれわれの組織では無理だと判断した」と述べた。
 燈ろう流しは同協会などでつくる実行委員会が主催し、市役所には住田理事長のほか、小川甚次郎顧問と中川聖士事務局長が訪れた。市長への報告は非公開で、報告後に住田理事長と小川顧問が会見した。
 2020年以降の再開についても住田理事長は「限りなく不可能に近い」と説明した。火事では全体の半分に当たる約600基の燈ろうが焼失しており、資金的にも再開は困難とした。1975年から続く伝統行事が途切れることについては「非常に残念だ」と無念そうに話した。

詳しく見る