2017.05.18

力強くあり続ける独特な壺屋焼

 

沖縄県には、300年ほど昔から作り続けられている陶磁器があります。

 

現在は伝統的工芸品にも指定されている壺屋焼です。

15世紀から作られているものの、産地が形成されたのは17世紀に入ってからだと言われています。

 

壺屋焼は大別すると、

上焼と荒焼に分けられますが、

現在は上焼の方が多く作られています。

 

上焼は、釉薬をかけて1200℃ぐらいの温度の窯で焼いて作りますが、

荒焼は、釉薬をかけず1000℃ぐらいの温度の窯で焼くという違いがあります。

 

青山スクエアに置かれているのも、

上焼のものです。

 

独特な世界観の絵

魚の絵が描かれた小皿

沖縄県は良質の土に恵まれており、

多数の土地から土を採取しています。

 

壺屋焼の力強さは、

こういった土の品質の良さから来ているのかもしれません。

 

魚型の入れもの

青山スクエアには唐草模様のものも多くあります

壺屋焼に使われている釉薬にも特徴があります。

 

よく使われているのが、

白粕、黒粕、青磁、飴粕、呉須ですが、

この中でも白釉は壺屋焼独特の製法で作られており、

他のところではほぼ使われていないそうです。

 

急須もどこか独特な雰囲気

古さと新しさを掛け合わせた皿

狛犬の香合

壺屋焼はオンラインショップでも買うことができます。

 

オンラインショップでは、ランナップが違っており、

 

赤絵抱瓶 ¥25,277(税別)

中ハリ獅子 ¥10,370(税別)

唐草 マカイ(巻) ¥1,481(税別)

などなど、様々おいています。

               オンラインショップ⇒壺屋焼一覧

 

また、青山スクエアの中央ステージも、

すっかり涼しげになりました。

 

写真の中の左下には、

壺屋焼も置かれています。

 

 

これからどんどんと暑くなっていく季節になりました。

 

気温の高い土地で作られた壺屋焼で、

これからの季節を楽しんでみませんか?

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