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伝統的工芸品ニュース

2018/3/9イベント

高岡銅器の兜並ぶ 端午の節句や門出祝う品に

 織田幸銅器の春の感謝セールは8日、高岡市金屋本町の同社ショールームで始まり、端午の節句に向けた豪華な出世兜(かぶと)や、入学や就職に合わせた記念品など多彩な品が並び、来場者が高岡銅器の魅力に触れた。
 出世兜のコーナーには、伝統工芸士による熟練の技術が施された逸品をはじめ、戦国武将の兜を模したシリーズなど大小約30点が展示された。来年の干支(えと)「亥(い)」の新作置物や、国内外で活躍するデザイナー鈴木啓太さんが手掛けた鋳鉄製のペンスタンドなどが来場者の注目を集めた。ホワイトデー用のギフト品も飾られた。10日まで。

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2018/3/8イベント

久大生ら久留米絣のショー 筑後市の情報発信 県庁で催し

 筑後市の観光PR動画の上映会と、久留米大(久留米市)の学生らによる久留米絣のファッションショーが、県庁の「福岡よかもんひろば」であり、市民ら約150人が来場した。両イベントは、地元の人気スポット「恋木(こいのき)神社」にちなみ、筑後市が名所や工芸品を紹介するため同じ会場で開催中の企画展「恋のち、ときどき筑後」の一環。
 5分間の観光PR動画は、恋の成就を祈る若い女性3人組が野球のユニホーム姿で歌とダンスを交え、同神社やプロ野球ソフトバンクホークスのファーム本拠地「タマホームスタジアム筑後」、船小屋温泉などを巡る内容。市のホームページなどで公開している。
 2月に開催されたファッションショーは、同市と連携協定を結ぶ久留米大の学生らが企画。市内の六つの工房が手掛けた久留米絣の着物や藍色のワンピース、赤いスカートなどを華やかに着こなした学生がポーズを決めるたびに、会場から歓声がわいた。

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2018/3/8伝統的工芸品

「失敗しても大胆に」中島宏さん~個性に活路、後進導く

 青磁の陶芸家で人間国宝の中島宏さん(76)=武雄市=が7日、亡くなった。「私は天才ではない。自分にしかできない『オンリーワン』を求めてきただけ」。自分の中にある個性の溶出に陶芸家としての活路を見い出し、「失敗しても大胆な仕事を」と若手に訴えてきた。そんな後ろ姿を見せてきた中島さんの訃報に、陶芸関係者や地元から驚きと惜しむ声が上がった。
 中島さんは6日昼まで自宅で知人と歓談していたが、同日夜に体調が急変。たんが詰まるなど呼吸困難になり、佐賀市の佐賀大学医学部附属病院に運ばれた。病院では妻の寿美子さんが「大丈夫?」と話し掛けると、手を握り返していたが、力尽きたという。

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2018/3/8商品

世界中のコレクター垂涎!錆びることのない佐治武士のスゴい「和ナイフ」

 日本で「ナイフコレクター」と自称すれば妙な目で見られがちだが、欧米ではちゃんと「市民権」を獲得している。ヘミングウェイはラブレスを、ピカソはオピネルを携帯していたことは有名だ。芸術家や冒険家は、必ず「自分にとっての1本」を持っている。
 ナイフは文化を構築するための基礎工具だ。文化人がナイフを所有しているのは、ある意味で当然である。
■越前打刃物の匠「佐治武士」
 福井県越前市の佐治武士という人物をご存知だろうか。
 以下、この人物の表記は敢えて「氏」を付けずに「佐治武士」とさせていただく。なぜなら、佐治武士という人名自体がブランド名として確立されているからだ。
 佐治武士は越前打刃物を製造する伝統工芸士である。小刀からサバイバルナイフ、鉈まで作り出す職人で、その名は世界中のコレクターに知れ渡っている。繰り返すが、個人名がもはや製品のブランド名として認識されているというレベルなのだ。

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2018/3/6商品

「裃雛」ゆるかわいく 岩槻人形、大学生とコラボ 埼玉

 岩槻人形協同組合と文京学院大(東京都)は5日、共同で取り組んだ「現代版・裃雛(かみしもびな)」の新作を発表した。昨年発表した作品をもとにして販売向けに改良し、デザインにも工夫を凝らした。岩槻駅東口コミュニティセンターで6日~5月6日に展示した後、6月に発売予定。
 裃雛は、約200年前から庶民を中心に親しまれてきた。男子なら裃を着るような立派な大人に、女子ならそんな人と結婚してほしいとの願いが込められた裃雛だが、現代版では「ゆるかわいさ」をテーマにアレンジ。今年は「就職」の人形にかばん、「勉強」にノートを持たせるなど小物にこだわっている。
 同大経営学部2年の木滑知佳さんは「幅広い世代に愛され、たくさんの方々に手に取っていただいて、普段の生活に寄り添える人形になれば」と期待を込めた。

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2018/3/6商品

1700年代より続く、輪島塗の老舗が新プロダクトブランドをお披露目

輪島塗は、石川県輪島市で生産される優美さと丈夫さを兼ね揃えた漆器で、日本を代表する伝統工芸。“漆”は人の肌にとても近い塗料と言われており、“手触りや口当たり”に優れている。西洋の食事と比べて、器が口に触れる機会の多い日本だからこそ、長年受け継がれ進化してきた素材だ。
そんな、輪島塗の本場で、デザイン、木地作りから漆塗りまで、一貫して手掛ける「輪島キリモト」。このほど、世界で活躍する新鋭のクリエイターの感性と、これまで培ってきた伝統技術を組み合わせることで、“漆”という素材を改めて捉え直した新しいプロダクトブランド「IKI –by KOHEI KIRIMOTO」を立ち上げ。3月7日(水)~13日(火)の期間限定で伊勢丹新宿店にて、同ブランドの初お披露目及び販売を行う。

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2018/3/6イベント

掛け軸、屏風…京都の表装技術紹介 東京で展示

 京都で育まれた掛け軸や屏風、額装などの表装技術を紹介する「京表具展」が5日、東京都港区の東京美術倶楽部で開かれ、京都府内の表具師が手掛けた作品54点が訪れた人たちを魅了した。
 京表具協同組合連合会(京都市右京区)が、首都圏での販路拡大などを目的に毎年開いている。今年は4日から2日間、京都伝統工芸協議会による展示・販売会と合わせて催した。
 会場には、竹内栖鳳や堂本印象の絵、棟方志功の書を用いた掛け軸、黒を基調とした個性的な屏風など、美術品を引き立てる工夫が施された多彩な作品が並び、来場者が伝統工芸士による解説に耳を傾けながら見入っていた。

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2018/3/5イベント

美濃和紙つなぐアート 岐阜市で芸術祭開幕

 岐阜県芸術文化会議の芸術祭(岐阜新聞社、岐阜放送共催)が4日、岐阜市橋本町の岐阜シティ・タワー43で始まった。同会議に所属する画家、写真家、造形作家らが「つなぐ」をテーマに、美濃和紙で制作した作品など約35点を展示している。21日まで。
 芸術祭は年に1度の開催。21人の県内作家らが共通素材として美濃和紙を用い、日本画や洋画、グラフィックアート、写真、立体造形とそれぞれの表現を試みた。アートのつながりを求めて、書、写真、絵画とジャンルの異なる7人の作家によるコラボ展示もある。
 初日はオープニングイベントがあり、岐阜市を拠点に活動する「今尾圭子箏ぐるーぷ」が琴を演奏した。
 10日午後2時からは、書のパフォーマンスや現代舞踊、邦楽、クラシック音楽が融合した舞台「GEIBUN」を同市学園町のぎふ清流文化プラザで上演する。入場無料(事前に整理券を配布)。問い合わせは同会議事務局、電話058(263)7879。

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2018/3/5ニュース

競技への集中力高めるのは包丁研ぎ

 2020年東京五輪でメダル獲得を目指すフェンシングの見延和靖選手=福井県立武生商業高出身、ネクサス=が、集中力を高める「ルーティン」に包丁研ぎを取り入れている。地元福井県越前市の越前打刃物職人の手ほどきを受けており、今年の好成績にもつながっている。
 包丁研ぎは大会前に集中力を高める目的で、約1年前から都内の自宅で実践している。2年前に市の「ふるさと大使」に委嘱された際、越前打刃物の包丁を贈られたのがきっかけという。
 16年リオデジャネイロ五輪男子エペで6位入賞。ワールドカップ(W杯)など国際大会を転戦し、いかにピークをつくるかが重要になっている。「無になって研いで、気が付いたら1時間たっていたことも。気持ちを切り替える意味でも効果は大きい」と話す。研ぐ包丁は自宅の神棚に置いてあるという。
 今年1月初めには越前市池ノ上町の高村刃物製作所を訪ね、高村光一さんら本職から手ほどきを受けた。同26日にドイツで開かれた男子エペW杯個人戦で、15年11月以来2度目の優勝。相手の動きが見えていたといい「すごく集中できていた」と振り返る。

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2018/3/5伝統

古武雄~魅力再認識する仕掛けを

 江戸時代に佐賀藩武雄領内で生産された陶磁器群「古武雄」に関する明るい話題が続いた。武雄市の青磁作家で重要無形文化財保持者(人間国宝)の中島宏さんが、約600点のコレクションを佐賀県に寄贈。武雄市観光協会は古武雄の祖といえる深海宗伝の顕彰事業に乗り出す。古武雄を再認識し、広く周知する契機にしたい。
 古武雄は17世紀前半から19世紀前半にかけて佐賀藩武雄領内で生産された陶磁器群。陶器は褐色の素地に白の化粧土を施し、緑釉(りょくゆう)や鉄釉で文様を描いたり彩色する点に特徴がある。象嵌(ぞうがん)や打ち刷毛目、釉のかけ流しなど、文様表現も多様だ。古唐津の流れをくむものの、唐津焼とは異なる意匠や技法もみられ、その独創性から価値が再評価されている。

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