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伝統的工芸品ニュース

2018/7/17ニュース

珠洲焼と備前焼が技術交流 粘土を交換、公開制作

 珠洲焼と備前焼の交流事業「アーティスト・イン・レジデンス珠洲」(北國新聞社後援)は16日、珠洲市陶芸センターで始まった。岡山県の備前焼作家3人が珠洲に滞在し、8月4日まで初の公開制作に取り組み、備前焼と同様に古代の須恵器(すえき)をルーツとする珠洲焼との技術交流を深める。初日は作家3人が陶芸愛好者18人に備前焼の技法を伝えた。
 備前焼作家の森大雅さんと藤田祥さん、備前焼宝山窯の森敏彰さんの3人が珠洲市の「日置ハウス」に寝泊まりし、市陶芸センターを拠点に制作過程を公開しながら作陶する。

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2018/7/17イベント

「作陶過程も見て」 金城秀義さん、那覇市で個展

 南城市玉城に工房を構える壺屋焼の陶工・金城秀義さんが、17日から那覇市のパレットくもじ7階美術サロンで個展を開く。自身3回目となる今回の個展では作品展示だけでなく、工房の雰囲気を再現しようと、サロン内で染め付けや線彫りなどの陶工作業を披露する。金城さんは「出来上がった作品を見てもらうだけじゃなくて、どう作るのか見てほしい」と話し、訪れた人との出会いを心待ちにしながら準備を進めている。
 金城さんは18歳で作品を作り始め、1995年、南城市玉城に工房「秀陶房」を開いた。金城さんの作品の多くは、壺屋焼を代表するデザインである魚紋が描かれている。
 「実は、ヘアピンで彫っているんだ」。金城さんの作品は手作りの道具から生まれる。ヘアピンを木の棒に挿した線彫り用の道具、那覇大綱挽で手に入れた綱をほどいて作った染め付け用の筆や、竹ぼうきの掃く部分を使った筆などなど。
 個展は23日まで。入場無料。午前10時から午後8時半まで(最終日は午後5時まで)。問い合わせはリウボウ美術サロン(電話)098(867)1291。

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2018/7/13イベント

夢メッセみやぎで「全国やきものフェア」 全国120の蔵元・作家出展、「にゃっ展」も

 夢メッセみやぎ(仙台市宮城野区港3)本館展示棟で7月12日、「全国やきものフェアinみやぎ」が始まった。
 全国の主要産地の窯元・個人作家が一堂に集まり作品の展示・販売を行う同イベント。「産地の陶磁器に触れる機会を提供し、東北の皆さまの暮らしに器を通した日常的な潤いを取り戻してほしい」との思いから、東日本大震災の翌年の2012年に初開催され、今年で7回目を迎える。昨年は県内や近県から約3万3000人が来場した。
 今年は、益子焼、笠間焼、美濃焼、九谷焼、瀬戸焼、信楽焼、伊賀焼、京焼、備前焼、萩焼、波佐見焼、唐津焼、有田焼、伊万里焼など、全国120の窯元・作家が出展する。
 家具と器による空間づくりを提案する「引き立て合う家具と器 monmaya」、東北の陶芸家をピックアップして紹介する「東北の陶芸家たち」、全国の猫好き作家が手掛けたアクセサリー・バッグ・小物雑貨を展示販売する「にゃっ展」などのイベントコーナーも用意。南部鉄器や熊野筆など全国の職人作品が勢ぞろいする「匠(たくみ)の職人展」、北海道グルメ集めた飲食ブース「味力発掘!北海道」も同時開催する。
 同イベント担当者は「好きなものは皆さんそれぞれ違うと思う。皆さんのお気に入りを会場で見つけていただきたい。ワクワクするお気に入りの作品を豊かな暮らしのアイテムとして取り入れてもらえれば」と来場を呼び掛ける。
 開催時間は10時~17時(最終入場は閉場30分前まで、最終日は16時閉場)。入場料金は500円(中学生以下、身体障がい者およびその介添者1人無料)。今月16日まで。

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2018/7/13商品

博多人形の製法生かした筥崎宮おはじき

 博多に秋の訪れを告げる筥崎宮(福岡市東区)の祭り「放生会」。風物詩の一つ「放生会おはじき」は色とりどりのデザイン。「悪災をはじく」という意味を込めた縁起物だ。近年は希少価値から人気が高まり、購入のための徹夜の列ができるほど過熱。販売中止を余儀なくされた。
 そんなおはじきが生まれ変わった。博多人形師団体、白彫会(福岡市西区、小副川祐二会長、092・881・0850)が作る「筥崎宮おはじき」は「お宮参りの原点に戻っていつでも手に入るように」との思いで3月から通年販売を始めた。
 10円玉ほどの大きさのおはじきは、御神紋や楼門、放生会の露店など筥崎宮にちなんだ20種が1セット。
 通年販売による人形師の負担を減らすため一つひとつを分担して作り、セットにする。テーマに沿って人形師たちが「アイデアや技を競い合う」ことでデザインや色使いなど個性の違いを楽しめる。

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2018/7/13イベント

KITTE名古屋に有松絞り使った夏の装飾 反物25種類使い涼しげに

 商業施設「KITTE名古屋」(名古屋市中村区名駅1)で現在、有松絞りを使った夏の装飾が展開されている。
 有松絞りは名古屋市緑区の有松地域を中心に作られる絞り染めで、江戸時代から約400年続く名古屋の伝統工芸。同施設は名古屋のものづくり文化の発信もテーマとしていることから有松絞りを採用した。
 1~3階の吹き抜けのアトリウムには天井から10種類の有松絞りの反物を吊り下げたディスプレー。既存の高さ8.88メートルの金のシャチホコをイメージしたオブジェともマッチして楽しむことができる。隣接するJRゲートタワーとつながる2階の歩行者通路には反物15種類を横位置で見せたディスプレーを設置。涼し気な見た目で通行人の目を楽しませている。7月31日まで。

 14日からの週末は、1階アトリウムで無料で体験できるワークショップ「ものづくりひろば」を実施。14日=ハーバリウム作り、15日=貝殻フォトフレーム、16日=和紙お面、21日=美濃和紙ランプシェード、22日=木製のバターナイフ(11時、13時)・アイススプーン(14時30分、16時)、28日=美濃和紙で作るおきあがりこぼし、29日=風鈴色付け体験。各日、11時、13時、14時30分、16時からの時間制で所要時間は約1時間。各回開始時間の20分前から先着順で受付開始。各回定員30人で定員に達し次第受付を終了する。

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2018/7/11商品

豊岡市の窯元 夏を彩る出石焼の風鈴づくり/兵庫県

 独特の高くやわらかい音色が涼を感じさせる出石焼の風鈴づくりが、兵庫県豊岡市の窯元で進められています。
 透明感のある白さと、独特の高く柔らかい音色が涼しさを誘う出石焼の風鈴。 この風鈴の製法は、石膏で作った型枠に溶かした粘土を流し込み固めます。 その後2日間ほど乾燥させ、「若アユ」や「トンボ」など4種類の絵付けをし、もう一度高温で焼き上げると完成です。 この工房では、今月上旬までにおよそ1500個を製作し、隣接する直売所や土産物店で1個1620円で販売していて、最近は音の出る土産として外国人からも人気があるということです。 また、今月20日から出石城跡周辺に400個の風鈴が吊るされ、城下町にその音色が響きます。

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2018/7/9イベント

越前和紙で恐竜やコウノトリ 福井県越前市・公会堂記念館

 「越前和紙ペーパークラフトでつくる世界の生き物展」が、越前市武生公会堂記念館で開かれている。温かみある和紙で作った恐竜やコウノトリ、キリンなど計300点が並ぶ。9月2日まで。
 同記念館の夏休み企画。敦賀市のデザイナー時里嶺さんが作品を設計、福井市の造形家内藤秀信さんが制作した。厚みがあり丈夫な「局紙」と呼ばれる越前和紙にエンボス加工を施して、生き物の質感を表現。「大恐竜の森」「サバンナ」「コウノトリの里山」など9コーナーを設けた。
 新作は高さ3メートルのキリンや全長1・8メートルのゾウ、竜など計17点。大恐竜の森はトリケラトプスやフクイラプトル、新作のモササウルスなど11種類の作品を紹介。空想の生き物コーナーは宇宙人とカッパ、カラスてんぐを展示した。
 入館料は200円(高校生以下無料)。開館は午前10時~午後6時で、8月14、15日はナイトミュージアムとして午後9時まで。
 福井しあわせ元気国体・大会開幕の80日前となる7月11日は、越前市のマスコットキャラクター「きくりん」のペーパークラフトお披露目式を開催。恩恵幼稚園の園児らが除幕する。

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2018/7/9イベント

南投の工芸展に輪島塗や川連漆器 日本の専門家による漆工芸体験も/台湾

 (南投 8日 中央社)南投県政府文化局が主催する国際工芸フェスティバルの一環として7日から始まった特別展で石川県の輪島塗や秋田県の川連(かわつら)漆器など、日本の伝統工芸品が展示されている。南投県の美術家による漆工芸や竹工芸作品、先住民による工芸品なども出品されており、同局は同展の開催を通じて文化交流の促進や地元産業の発展につなげたいとしている。
 東京国立博物館内漆工修理室などで講師を務める高宮洋子さんは、日本の漆芸家は1つの技法に集中して取り組むことが多いが、台湾の漆工芸作品は総合的な技法が使われていると話す。台湾の漆芸家、梁シツイさんによれば、四方を海に囲まれた台湾では、日本の技法に合わせて、貝殻を使った韓国の螺鈿(らでん)細工やベトナムの卵殻細工などを融合させた多様な技法が発展したという。(シツ=日へんに至、イ=王へんに韋)
 7日午後には、日本の漆工芸技術である箔押しや蒔絵の体験教室が行われた。高宮さんらの指導の下、参加者たちはオリジナル作品の制作を楽しんだという。8日には、シンポジウムが開かれ、台湾と日本の専門家が伝統工芸の技術や産業の発展などについて意見を交わした。
 同展は同県政府文化局地下1階で開催。来月1日まで。

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2018/7/9伝統的工芸品

井波彫刻を鳴子に 南砺・富山のよさこいチームが製作体験

 南砺市の井波彫刻協同組合(藤崎秀平理事長)は8日、同市北川のいなみ木彫りの里で、市内外のよさこいチームのメンバーを対象に演舞で使う楽器「鳴子」に井波彫刻を施す制作体験会を開いた。今月29日に井波地域で開かれる太子伝観光祭で披露する演舞に活用してもらう。
 同組合は彫刻の町・井波が日本遺産に認定されたことを記念し、「鳴子プロジェクト」をスタートさせた。今回はプロジェクトの第1弾で、南砺、富山両市内3組のよさこいチームから約30人が参加。同組合の理事から指導を受け、動物や花といった思い思いの柄を彫刻刀で鳴子に刻み、色を塗って仕上げた。

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2018/7/9イベント

本場奄美大島紬の魅力学ぶ 全日本きもの振興会、奄美大島に来島

 一般社団法人全日本きもの振興会の会員らが3~5日、鹿児島県奄美大島で本場奄美大島紬の産地研修を実施している。生産現場や関係機関に足を運び、職人の技を体験しながら大島紬の魅力を学んでいる。
 同法人は主催している「きもの文化検定」の受験者らを対象に、日本各地の生産地で年に2回実地研修を行っている。奄美での開催は初めて。
 今回の参加者は東北や関東、関西、四国在住の和服販売員や着付け教室の講師など。台風7号の影響を受けながらも、前日、前々日から現地入りする熱心な会員もいた。

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