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伝統的工芸品ニュース

2018/9/7イベント

伝統加賀友禅工芸展が開幕

 第40回伝統加賀友禅工芸展(北國新聞社後援)は6日、金沢市の石川県立美術館で始まり、作家が現代的な感性を生かして制作した着物44点、帯13点を披露した。
 金賞に選ばれた金沢市の菊田宏幸さんの訪問着「富嶽(ふがく)青富士」は、そびえ立つ富士山を大胆に描いた意欲作で来場者の注目を集めた。40回を記念し、歴代の受賞作品35点と物故会員の作品7点も展示された。
 10日までで、会期中は毎日、午後1時半から作品解説が行われる。

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2018/9/6ニュース

和装の商慣行、改善を議論 京都できものサミット

 全国の和装関係者が集まり、着物産業の振興策について話し合う「きものサミットin京都2018」(同開催委員会主催)が5日、京都市で開かれた。京都での開催は9年ぶり。関係者400人以上が出席し、製造や流通、小売りのサプライチェーン(商品の仕入れ・供給網)全体で商慣行を改善する方針を打ち出したほか、成人年齢の引き下げに伴う成人式のあり方などについて意見を交換。サミット宣言を採択し、閉会した。
 商慣行改善を考えるパネル討論は、着物産地や流通、小売りの各団体などの4人が参加。サプライチェーン全体で着物産地への利益配分を増やすことや、すべての取引の書面化、不適切な業者との取引自粛など、5項目の取り組みを確認した。
 討論では、経済産業省の和装振興協議会が商慣行の改善を促す指針を策定した昨年5月以降、各団体が進めてきた取り組みや今後の課題を発表した。

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2018/9/6体験施設

越前打刃物の歴史伝える 「刃物の里」オープン

 越前市の伝統工芸品「越前打刃物」の歴史や技術を伝えようと、市が整備した施設「刃物の里」がオープンした。
 素材の試し切りができる料理教室や伝統工芸士の資格を持つ職人による刃物の研ぎ方教室、製造の実演会をそれぞれ月1回程度開催。後継者育成のための技術指導も行う。入館無料で火曜と年末年始は休館。

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2018/9/3イベント

大島紬 「まちゼミ」スタート 奄美市通り会連合会

  奄美市通り会連合会(恵枝美会長、189店舗)の加盟店舗による来街者対象の無料ミニ講座「第1回まちゼミ」が1日、同市名瀬の中心商店街で始まった。期間は9月末までの1カ月間。初日は中央通りアーケードの雑貨屋「クレソン」で海外旅行のコツなどを楽しく学ぶ講座があった。
 通り会の若手経営者らで組織する実行委員会(徳山貴広会長)の主催。店舗内を教室とすることで、買い物だけでない商店街の魅力を発信し、商店街を身近に感じてもらい、誘客促進も図る。今回は①学ぶ②食べる③作る④健康⑤きれい―をテーマに、加盟15店舗が「大島紬の洗い方」「カシャ餅作り」「洋服コーディネート」など21講座を開く。
 初日の「楽しく行ける海外旅行の準備とコツ」講座は計5人が受講。これまでに海外18地域を巡った店主の里寛子さんが自身の経験談も交え、ストラップやレジ袋、針金ハンガーなどかさばらずに携行が望ましい物や、航空会社や旅行業者によって低コストでのツアー設定が可能なことなどを説明した。

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2018/9/3伝統的工芸品

大阪唐木指物 鶴町小5年生53人挑戦 伝統工芸授業/大阪

 大阪の伝統工芸「大阪唐木指物」を学ぶ出前授業が大阪市大正区鶴町2の市立鶴町小学校(263人)であった。5年生53人が木製のフォトフレームを作った。
 出前授業は「日本教育公務員弘済会大阪支部」が主催する「大阪の伝統工芸品製作」。三木一弘校長が「日ごろ目にする機会がない大阪の素晴らしい工芸を知り、時代や生活の変化を考えるきっかけに」と、総合学習に取り入れた。
 大阪唐木指物協同組合の出口史郎理事長ら3人が指導した。

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2018/9/3イベント

松本零士と京の匠展 銀河鉄道、ヤマト…浮世絵や複製原画で表現 9日まで生誕80年記念展

 漫画家の松本零士さんの絵を、京都市在住の3作家が西陣織などの伝統技術で作品にした「松本零士と京の匠展」が1日、近江八幡市為心町の白雲館で始まった。入場者は「すごい」「懐かしい」などと熱心に見入った。9日まで、入場無料。
 松本さんの代表作「銀河鉄道999」や「宇宙戦艦ヤマト」「宇宙海賊キャプテンハーロック」などの絵を、織師の冨家伊兵衛さんが西陣織で、摺師(すりし)の松井勝美さんが複製原画で、木版画師の竹中健司さんが浮世絵で表現。軸装と額装の約60点が並んでいる。

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2018/8/31伝統的工芸品

グーグルが江戸時代から続く織物の老舗に依頼したこと

 沢井織物工場は、伝統工芸品である多摩織の技法を承継し、江戸時代から続く織物の老舗。一方、ネクタイやストールなど洗練されたデザインを取り入れた新製品や、大手企業との開発に挑む。多摩織の技法を応用し、織物の新たな可能性を見いだす。
 多摩織は「お召織」「紬織」「風通織」「変り綴織」「捩り織」の5種類の織り方があり、1種類または複数を組み合わせる。原料は生糸、玉糸、真綿の紬糸などを使う。糸繰りから整経、絣括り、染色、機巻き、綜光通し、手織りを経て完成までに早くても2カ月。職人が丹精込めて仕上げていく。生地に風合いがあり、しわになりにくいのが特長だ。

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2018/8/30伝統的工芸品

東北6県で作られる「伝統こけし」地域により顔立ち、形違う

 宮城県仙台市から車で約70分。宮城県と山形県の県境にある蔵王連峰の東麓に位置し、遠刈田温泉などがある蔵王町。古くから湯治場として人々を癒してきた場所で、こけし発祥の地としても知られている。同町にある『みやぎ蔵王こけし館』には、こけしや木の玩具が5500点ほど展示されている。これは世界一の数だ。
「こけしには伝統にのっとった作り方をする“伝統こけし”と、これをもとにして発展した“新型こけし”があります。東北6県では、11系統の伝統こけしが作られており、地域によって顔立ちも形もまったく違うのですよ」
 代表的なものには、頭にベレー帽をかぶったような“弥治郎系”、首がキュッキュと音を立てて回る“鳴子系”、子供の遊び人形だった頃の原形に近い細い胴の“作並系”などがある。

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2018/8/30商品

輪島塗の技、宝石箱に詰め 英のデザイナーと製作 中門漆器店

 輪島市二ツ屋町の中門(なかかど)漆器店が、英国の著名デザイナー、ララ・ボヒンツさんと製作を進めていた輪島塗のジュエリーボックスが29日、完成した。複雑なかみ合わせを持ち、円柱や球が連なる独創的なデザインを、漆の都・輪島の技術力を結集し10カ月かけて仕上げた。9月中旬からロンドンのギャラリーで展示、販売される。価格は100万~200万円になるという。

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2018/8/27伝統的工芸品

夏の甲子園、戦前の白磁製メダル 京都市考古資料館で展示

 1938年に行われた全国中等学校優勝野球大会(現全国高校野球選手権)で、選手らに贈られた参加記念のメダルが、京都市上京区の市考古資料館で展示されている。
 直径6・9センチ、厚さ1センチの白磁製。市埋蔵文化財研究所が京焼の浅見五郎助窯跡(東山区)で行った発掘調査で見つかった。この窯で焼かれたものとみられるという。
 メダルの表面には天使がボールを持ち、グローブをはめて羽ばたく姿を描く。戦闘機なども刻まれ、戦意高揚を図ろうとした当時の雰囲気も感じさせる。入場無料。展示は31日まで。

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