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伝統的工芸品ニュース

2018/5/29イベント

ものづくりの未来 岐阜・高山で考察 産地カンファレンス開催

 手作業が中心となる伝統工芸や、ものづくりの未来を考える会議「産地カンファレンスin高山2018」が2日間の日程で岐阜県高山市で開かれ、全国各地の伝統工芸品の職人など約400人が参加した。
 地元高山で飛騨家具の製造を手掛ける飛騨産業の岡田贊三社長が「飛騨の匠を育てる」と題して基調講演を行い、職人を育成するための養成所「飛騨職人学舎」を2014年から開設していることを紹介。「これからも全力でものづくりに賭ける若い人を応援したい」と語った。
 パネルディスカッションでは、石川県輪島市で輪島塗の塗師を務める赤木明登氏、生活雑貨工芸品を手掛ける中川政七商店(奈良市)の中川政七会長らが登壇。
 日本の工芸品出荷額がピークだった1983年の5分の1にまで落ち込み、少子高齢化や過疎化で後継者不足が深刻になっていることなどの課題が紹介された。
 赤木さんは「伝統工芸の世界は個人業が中心。できる限り法人化し、社員を雇って技能を継承し、全国から仕事を受けるような枠組みを作る必要がある」と指摘。
 中川会長も「作り手の顔が見えるものづくりが求められている」などと語った。

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2018/5/29伝統的工芸品

カンボジアでモノづくり学校 金沢の陶芸家・東龍さん 陶器窯や建屋完成

 金沢市の陶芸家東龍知右門さんがカンボジア・プレアヴィヒア州に移り住み、「モノづくり学校」の整備を進めている。発展途上にあるカンボジアの現地住民が創造力を生かし、産業を生み出せるよう支援したいと仲間と取り組んでおり、陶器を焼く窯や建屋がほぼ完成した。8月までには窯を本格稼働させ、現地の土や炭焼き技術を生かしたものづくりの準備に入る。
 プレアヴィヒア州はタイとの国境に位置し、「天空の遺跡」と呼ばれる世界遺産「プレアヴィヒア寺院」がある場所としても知られる。
 東龍さんは仙台市出身で、2006年に拠点を石川県に移して陶芸家として活動を始めた。発展途上国への支援に関心を持ち15年、タイと紛争が終結したばかりのプレアヴィヒア州を訪ねた。
 現地で出会った政府関係者らと話す中で、ものづくりを通じた支援を決意、趣旨に賛同した輪島塗の伝統工芸士中山強さんらと「世界遺産プレアヴィヒア・モノづくりの会(PVVP)」(金沢市)を設立した。15年からカンボジアに拠点を移し、支援事業のための調査を進めていた。
 プレアヴィヒア州テチョウ村で昨年7月、政府の土地を借りて学校整備をスタートさせた。村の住人ら約50人の協力を得て、生い茂った草木を取り除き、現地にあった家庭用の炭窯を参考に土窯を造ったほか、作業場に使う建屋も仕上げた。
 東龍さんによると、現地には珠洲焼に似た陶器を仕上げられる土があるほか、住民の中には炭焼きや彫刻、家具制作などの技術を持つ人もいるといい、その技を生かした学校運営を進める。
 東龍さんは「ものづくりの技術を身に付けることは、生活を変える力になる」と話し、現地の人たちが感性を生かして土産品になる陶器、家庭用食器などを作り、生活の糧にできるよう支援していく。

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2018/5/28伝統

奄美産の天蚕糸活用へ 大島紬新ブランドも期待 有識者や織元が取り組み

 天蚕と呼ばれる蚕の繭から取れる糸を大島紬に織り込んで、新たな製品づくりにつなげようという試みが奄美大島で進んでいる。昆虫に詳しい研究者と奄美市の織元が連携した取り組み。関係者は、奄美大島に分布する天蚕の糸は成分などが本土産と異なる可能性があるとみて、新ブランド創出にも期待している。
 天蚕は国内に分布するヤママユガの幼虫。体長約10センチで、緑色が鮮やか。採取される天蚕糸(テグス)は織物の原料にも使用され、光沢があってしなやかでしわになりにくいことから「繊維のダイヤモンド」ともいわれる。江戸時代に天蚕飼育が始まった長野県安曇野市では天蚕糸を原料とした和装、洋装品が生産、販売されている。
 奄美大島での研究は東京農工大学農学研究院の横山岳准教授など有識者4人による研究グループと、大島紬織元の南修郎さん(奄美市名瀬)、奄美昆虫同好会事務局長で奄美市立小宿小学校教諭の鮫島真一さんが連携。一般財団法人大日本養蚕会の助成を受け、2017年度にスタートした。

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2018/5/28イベント

久留米絣の美、小物で感じて 札幌/北海道でイベント

 福岡県筑後地方の伝統工芸、久留米絣の創始者、井上伝の没後150年に合わせた「森山虎雄・哲浩・久留米絣展」が29日まで、札幌市北区の石の蔵ぎゃらりぃはやしで開かれている。
 明治初期から続く森山絣工房のワンピースやズボン、ポーチ、マフラーなどの小物を展示・販売。井上伝の資料を見ることもできる。工房3代目の森山哲浩さんは「作品をぜひ触って、今までにない綿の感触を感じてほしい」と話していた。

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2018/5/25イベント

中野区産業振興センターで「伝統工芸展」 実演や体験コーナー、お茶席も /東京

 中野区産業振興センター(中野区中野2)で6月8日から3日間、「中野区伝統工芸展(Nakano Traditional Craft Exhibition)」が開催される。主催は中野区伝統工芸保存会。
 江戸時代から伝わる中野区内の伝統工芸を中心に紹介する同展は今年で27回目。同区で活躍する伝統工芸職人による「手描友禅」「着物仕立て」「東京無地染」「佐賀錦」「曲物」「江戸木彫刻」「型紙彫刻」「江戸べっ甲」「陶芸」「和人形」「木彫り人形」「江戸表具」「竹工芸」「漆工芸」「組みひも」「彫刻ガラス」「楽器オルゴール」などの展示を予定する。
 作品の展示や即売会のほか、曲物職人の大川良夫さんや楽器オルゴールの永井淳さん、竹工芸の実演をする齋藤敏さんらの実演コーナー、「手書き友禅」「東京無地染め」「着物仕立て」「彫刻ガラス」「江戸表具」「和人形」「陶芸」などの製作体験コーナー(有料)、群馬県みなかみ町「たくみの里」による特別展示や即売会、入り口脇の「お茶席」では和菓子付きの「お抹茶」(500円)も提供する。
 開催時間は10時~17時(お茶席は16時まで)。入場無料。6月10日まで。

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2018/5/25商品

紅型、ミンサー 壁紙に 一般住宅向けに展開

 グラフィックデザインや内装・外装の事業などを手がけるJ&Sインターナショナル(浦添市、高良俊男代表)が、沖縄らしさを取り入れた壁紙ブランド「りゅうそう」を設立した。既存のメーカーがカタログに掲載している一般的なデザインと異なり、琉球紅型や八重山ミンサー織などを壁紙に描き出した。高良代表は「沖縄らしさを表現できる壁紙をつくりたかった」と話している。

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2018/5/25伝統的工芸品

秋田)小学生が曲げわっぱ作りに挑戦 大館

 秋田県大館市比内町の東館小学校で23日、6年生19人が曲げわっぱの飯器作りに挑戦した。職人の指導を受けながら木づちや接着剤を使って飯器の底の部分を仕上げた。飯器は専門業者に塗装してもらった後、7月上旬の米飯給食で「マイ曲げわっぱ」として使う。
 大館曲げわっぱ協同組合が市の助成を得て市内の全17小学校の5、6年生を対象に「曲げわっぱ学校給食事業」として始めた。郷土の伝統工芸品に親しんでもらい、実際に使ってもらうことで曲げわっぱの良さを知ってもらうのが狙いだ。
 この日は、組合の伝統工芸士会の佐々木悌治会長ら2人の職人が指導に当たった。「あて木」と呼ばる板を使い、隙間ができないように底板をはめ込むなど、三つの工程に挑戦した。安保千洋さんは「接着剤をきれいに取り除く工程が難しかった。この器だとご飯がおいしくなりそう」と話した。

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2018/5/25イベント

全国各地の職人が手掛けた伝統工芸品を販売 江戸切子や南部鉄器など48のブースで 名古屋

 全国各地の職人たちが手掛けた伝統工芸品を販売する催しが、名古屋・栄の三越で開かれています。
 会場には、東京のガラス細工「江戸切子」や岩手でおよそ900年の歴史を持つ「南部鉄器」など、全国各地の職人が手掛けた伝統工芸品を販売する48のブースが並び、多くの人で賑わっています。
 このうち、大相撲の力士が使うつげ櫛を日本で唯一製造している愛知の櫛留商店のブースでは、職人がトクサを使って櫛の歯を1本ずつ丁寧に磨く工程を見ることもできます。

 この催しは、今月28日まで、名古屋・栄の三越で開かれています。

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2018/5/25ニュース

木槌の音響くまち井波 井波彫刻「日本遺産」に認定/富山

 木彫刻で知られる南砺市の井波地域が、文化庁の認定する「日本遺産」に選ばれました。
 観光などの面での効果が期待されます。
 『日本遺産』は、魅力ある文化や伝統をピーアールすることで地域の活性化を図ろうと、文化庁が2015年度に創設したものです。
 県内からは、井波彫刻が、「宮大工の鑿一丁から生まれた木彫刻美術館・井波』として、新たに認定されました。24日は、認定を記念して、南砺市の井波庁舎と福野庁舎に懸垂幕が設置されました。

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2018/5/24イベント

伝統工芸など一堂に 「とちぎの技・匠」展(18-05-23)

 織物から益子焼など県内の伝統工芸品を一堂に紹介する企画展「とちぎの技・匠」が県立博物館で開かれている。展示されているのは県内で指定されている58の伝統工芸品のうち竹工芸や陶磁器など55品目、約250点。2010年にユネスコの無形文化遺産に登録された「結城紬」の手作業の工程などを知ることができる展示などがある。6月17日まで。

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