発祥は江戸時代で、明治41年には独自の「解し捺染」技法で特許を取得して隆盛を迎えました。 緯糸に補色を用いることで生じる玉虫光沢や、植物柄が多いのが特徴の絹織物です。
技術・技法
1 無地銘仙及び縞銘仙にあっては、次の技術又は技法により製織された織物とすること。 (1) 先染めの平織りとすること。 (2) 糸の精練及び染色は浸染によること。 (3) よこ糸の打ち込みには、「手投杼(ひ)」若しくは「踏木による飛杼(ひ)」又は有杼(ゆうひ)織機を用いること。
2 模様銘仙にあっては、次の技術又は技法により製織された織物とすること。 (1) 平織りとすること。 (2) 糸の精練及び染色は浸染によること。 (3) たて糸は、仮織りした後、「解(ほぐ)し捺染(なつせん)」を行うこと。 (4) よこ糸の打ち込みには、「手投杼(ひ)」若しくは「踏木による飛杼(ひ)」又は有杼(ゆうひ)織機を用いること。 (5) 製織は、「解(ほぐ)し織り」によること。
原材料
使用する糸は、生糸、玉糸若しくは真綿のつむぎ糸又はこれらと同等の材質を有する絹糸とすること。
秩父銘仙協同組合 〒368-0032 埼玉県秩父市熊木町28-1 ちちぶ銘仙館内 TEL:0494-21-2112 FAX:0494-21-2116
映像/手技TEWAZA「秩父銘仙」
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