二風谷イタ

二風谷イタは、百年以上前から沙流川流域に住むアイヌの人々などによって受け継がれて来ました。19世紀半ばには、この地域から半月盆や丸盆が献上されたという記録が残っています。

  • 告示

    技術・技法

    1 木地に対する彫刻は、次の技術又は技法によること。

    (1)モレウノカ、アイウシノカ、シクノカなどのアイヌ文様を彫り込む「文様彫り」をすること。

    (2)文様と文様の間のスペースをラムラムノカ(ウロコの形)で埋める「ウロコ彫り」をすること。

    原材料

    木地は、クルミ若しくはカツラ又はこれらと同等の材質を有する用材とすること。

概要

工芸品名二風谷イタ
よみがなにぶたにいた
工芸品の分類 木工品・竹工品
主な製品盆、小物
主要製造地域沙流郡平取町
指定年月日平成25年3月8日

連絡先

■産地組合

二風谷民芸組合
〒055-0101
北海道沙流郡平取町二風谷80-10
TEL:01457-2-2584
FAX:01457-2-4003

特徴

木製の浅く平たい形状のお盆で、日常生活で長く使用できる実用品でありながら、モレウノカ(うずまき・形を模したもの)、アイウシノカ(刺がある・形を模したもの)、シクノカ(目・形を模したもの)などのアイヌ文様、ラムラムノカ(ウロコ・形を模したもの)と呼ばれるウロコ彫りが施されている、美しさも兼ね備えた工芸品です。

作り方

①原木を板状に製材し、3~4年間自然乾燥させる。 ②板取り(板の表面を平らにして、製作するサイズに切る。) ③型取り(荒削りをして、底、角を整える。) ④文様彫り(下絵を描き、下絵に沿って線彫りをする。文様の陰影を深めるようにくぼみを彫り、彫りの表情を豊かにするため、主要な文様の周囲に二重線を入れる。) ⑤ウロコ彫り(枡目に刻み、彫り起こす。)

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