2019/10/11(金)

県輪島漆芸美術館 作品 グーグル通じ世界へ

ネット展示サービスに登録

 国の伝統的工芸品に指定されている輪島市の「輪島塗」を中心に多くの漆器作品を所蔵している県輪島漆芸美術館(同市水守町)が、グーグル社が運営するインターネット上で芸術作品を閲覧できるサービス「グーグル アーツ&カルチャー」を利用した作品展示を始めた。同館によると、北陸三県の美術館で同サービスを通してオンライン展示をするのは初の試み。(関俊彦)

 グーグル アーツ&カルチャーは、世界各地の二千以上の美術館や博物館などが所蔵する美術作品や文化遺産などを無料で閲覧できるサービス。現在は六百万点以上の芸術作品や歴史的資料を見ることができ、国内では足立美術館(島根県安来市)や名古屋市美術館などが登録している。

 県輪島漆芸美術館では、世界の人々に地元の伝統工芸をPRするため、輪島塗業界の基礎を築いた一人とされる蒔絵(まきえ)師竹園自耕(一八九二~一九六七年)の作品など約五十点を展示。漆の特徴、輪島塗の歴史や工程を説明するオンラインページも設けているほか、バーチャルツアーとして館内を疑似見学することもできる。

 今後は閲覧可能な作品を増やしていく計画もあり、同館の担当者は「全世界の人に見てもらい、外国の人が美術館を訪れてくれるきっかけになってくれたら」と期待している。

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