2018/5/1(火)

西陣織で「源氏物語絵巻」を再現 大津で展示

 京都の高級織物「西陣織」で、紫式部による長編小説「源氏物語絵巻」を再現した工芸展が三十日、大津市柳が崎のびわ湖大津館で始まった。六日まで。
 一見、絵巻の複製のように見える帯や額絵は、五十点どれも手織り。最大十二色の糸を縦横に織ることで、朱色やねずみ色といった色を再現した。
 織り糸の太さは約〇・一ミリで、髪の毛の半分ほど。備え付けの拡大レンズで織り目を見ることもできる。三十センチ幅の織物のためには二千七百本の縦糸が必要で、作品の完成には平均して半年かかるという。
 画家の岡田俊一さんが手がけた「源氏物語絵巻」をもとにした織物も展示しており、平安と平成、双方の「源氏物語」が楽しめる。
 作品を手がけた西陣美術織(京都市上京区)の岩崎圭祐さんは「着物や帯が売れにくい時代。職人の活躍の場を広めるため、西陣織について知ってもらいたい」と話していた。

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