伝統工芸 青山スクエア

2018/9/25(火)

麻製コーヒーフィルター、愛好家に人気 滋賀、手入れ簡単

 近江上布伝統産業会館が、地元特産の麻を使ったコーヒーフィルターを試作し、コーヒー愛好家から好評を得ている。綿生地などのネルドリップに比べて手入れが容易といい、同館は「麻織物の新たな顧客獲得につなげたい」と期待する。
 同町は麻織物業が盛んで、上質な麻布「近江上布」は国の伝統工芸品に指定されている。同館は、麻布の利用拡大を目指してこれまでストールや布団のシーツ、名刺入れなどの商品を開発してきた。
 フィルター製作は、昨年12月ごろ、同館と交流がある地場産業を紹介するポータルサイトの運営者から「台湾で開かれるコーヒー関連のイベントに向け、麻を材料に使ってみないか」と提案されたのがきっかけ。提案を受けて、リネン(麻)のみと、リネンと綿を半分ずつ使った2種類を試作した。
 麻は、綿などに比べて繊維がけば立たず、通気性が良いのが特長。製作に携わった同館の西川幸子さんは「綿と同じく洗えば何度でも使える。綿などの一般的なネルより、コーヒーの粉が繊維にからみにくくて洗いやすい」と利点をアピールする。

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