2018/11/12(月)

超薄の越前焼リング、職人魂を腕時計に 協同組合が新機軸

 越前焼工業協同組合(福井県越前町)が、独自の薄作り技術を生かした腕時計の商品化を計画している。他の焼き物産地にはない技術を広く発信するとともに、商品幅を広げるきっかけにする。越前漆器の装飾技術も取り入れ、福井が誇る伝統的工芸品の魅力が詰まった逸品を目指している。
 同組合は2006年度、県工業技術センターと共同で高強度の陶土を開発。従来より薄くて軽い商品の生産が可能になった。近年は薄作りの酒器や茶器のシリーズを相次いで発売。安価な輸入品の増加やライフスタイルの変化で各焼き物産地が苦戦する中、他産地との差別化を図る商品として、国内外に売り込んでいる。

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