伝統工芸 青山スクエア

2018/12/7(金)

金沢の宮本さん、3年連続入賞 陶芸に装飾「キルンアート」

 手工芸の指導者を育成する日本キルンアート協会の第6回コンクールで、磁器装飾技術「ポーセラーツ」のサロン「mii」を自宅で営む宮本愛美さんの作品が3年連続で入賞した。県内では初めてで、宮本さんは「初回から出品してきて一番思い入れのある作品になった」と喜んでいる。
 キルンアートは専用の電気炉(キルン)で焼成する陶芸作品で、手描きや転写などさまざまな装飾を楽しむ。コンクールには「Anniversary~私の○周年~」をテーマに、全国の愛好者が絵付けを施したティーセットなど約300点を寄せ、デザイン力や装飾の技術を競った。
 宮本さんは6部門の中から手描き部門に出品した。西洋絵付けの技法を使い、直径約20センチのプレートに自身の結婚10周年をテーマにしたイラストを描いた。8歳の長男に見立てた天使をあしらい、立体感を出すために10回以上焼成を重ねたという。
 初回からコンクールに出品を続けてきた宮本さんは、2016年に北陸で初となる佳作を受賞した。昨年にも九谷焼の伝統的な絵付技法である赤絵細描を用いた作品で佳作を受賞し、今年で3回目の入賞となった。
 宮本さんは「長年絵付けをやってきたのは家族の理解があったから。感謝の気持ちを込めて作った作品が評価されてうれしい」と話した。

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