伝統工芸 青山スクエア

2018/12/21(金)

国宝修復に高岡の技 奈良・薬師寺東塔の「相輪」、銅器振興組合が受注

 伝統工芸高岡銅器振興協同組合が、奈良・薬師寺の東塔(国宝)の解体修理事業に加わることになった。最上部に取り付けられている金属製飾り「相輪」の一部の修復・補修を奈良県から請け負い、3月末までに仕上げる。梶原理事長は「高岡の技が国宝の修復に生かされる。職人の力を結集したい」と意気込んでいる。 (高岡支社編集部・熊谷浩二)
 薬師寺は680年、天武天皇が藤原京に創建。平城京への遷都に伴い、718年に現在地に移転した。東塔は約1300年前の創建当時から残る唯一の建物で、高さ約34メートル。2009年から奈良県によって解体修理が進められている。
 伝統工芸高岡銅器振興協同組合は高岡銅器の技術力をPRする手段として文化財の修復事業に注目。法隆寺の釈迦三尊像(国宝)の再現プロジェクトにも加わり、3Dプリンターで作った原型を基に仏像と大光背を鋳造した。再現像は昨年、高岡市と東京芸術大で一般公開された。

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