2019/1/22(火)

8種類の湯が湧く宮城の山里「鳴子温泉郷」で名湯を巡る

多彩な湯を満喫できる5つの温泉地

 宮城県の北部、大崎地方を流れる江合川の上流に広がる「鳴子温泉郷」。鳴子温泉、東鳴子温泉、川渡温泉、中山平温泉、鬼首温泉という5つの温泉街の総称で、開湯から1000年を超えるといわれる。
 特徴的なのは泉質の多さだ。日本の温泉には10種類の泉質があるが、そのうち8種もの湯が鳴子温泉郷には湧いている。源泉数は約400本に上り、多くの宿や共同浴場が自家源泉を持ち、複数の源泉を引くところもあり、一つの宿で複数の泉質を楽しむというぜいたくな体験ができる。他の旅館を巡るはしご湯も、もちろん可能だ。

老舗の工房が軒を連ねる「こけしの里」

 温泉郷の中心に位置する鳴子温泉は「三大こけし発祥の地」の一つに数えられ、温泉街には伝統工芸品の「鳴子こけし」を手がける工房が点在している。元々は子どもが健康に育つようにと願いを込めた縁起物であったが、大正頃から次第に土産物として人気となった。駅近くには「こけし通り」というユニークな名前の通りがあり、土産用のこけしを売る店が立ち並ぶ。街の郵便ポストや公衆電話などあらゆるものがこけしの形をしており、それらを探しながら散策する観光客も多い。
 また、鳴子温泉から車で約10分の場所には、紅葉の名所として知られる鳴子峡がある。例年10月中旬から11月上旬にかけて、渓谷が赤や黄色に染まる美しい景色を展望台や遊歩道から楽しめる。

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