伝統工芸 青山スクエア

2019/5/24(金)

伝統に若い感性 塗り重ね 輪島漆芸美術館で企画展

全国の学生ら43点出品

 全国7つの大学や大学院で漆工芸を学んできた学生の力作が並ぶ企画展「漆芸の未来を拓)く 生新の時2019」が、輪島市の県輪島漆芸美術館で開かれている。漆器の産地で、伝統工芸の将来を担う人材による若い感性が生かされた43点を楽しむことができる。七月八日まで、会期中は無休。

 2008年から毎年開催している恒例の企画展。今年は金沢美術工芸大や富山大、京都市立芸術大などの学生が、卒業制作などで手掛けた作品を一人一点ずつ出品した。

 螺鈿や蒔絵など漆芸技法を駆使した飾箱や器はもちろん、惑星に見立てたリンゴやおままごとの道具、かつて流行したテレフォンチェアなど一風変わった作品も並ぶ。高さ約2.8メートル、幅2メートルのキリンなど、大型で迫力ある作品も目を引いている。

 同館の担当者は「想像力豊かな作品ばかり。大型の作品も多く、普段とは違った漆芸の良さが楽しめると思います」と来場を呼び掛けている。

 6月8日には、出品者によるギャラリートークがあるほか、富山大教授の斉藤晴之さんを招いたシンポジウムも開かれる。期間中、大学生以下は入館無料。

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