2019/9/3(火)

輪島塗 隈研吾さん監修 食器、来月に披露 台湾の訪日客狙う

 新国立競技場の設計などで知られる建築家の隈研吾さんが初めて監修する輪島市の伝統工芸「輪島塗」の食器が、十月の披露に向け製作が進められている。訪日観光客が多い台湾を中心に販路を広げ、輪島の観光振興にもつなげる。

 隈さんは台湾でも有名で、作品の詳細は発表されていないが、輪島塗の技法をふんだんに生かし、「今までにない発想」で作っているという。六種類の食器を手掛ける。

 地域の産業や文化を外国人に伝え、インバウンドで地域の経済を盛り上げる経済産業省の取り組みとして実施。国内各地で著名なシェフが地域の食材で創作料理を提供する屋外の催し「ダイニングアウト」を行うワンストーリーが中心となり、企画を進めている。十月五、六の両日、同市で開かれるこの催しで隈さんの食器が発表される。

昨年の台湾からの訪日観光客は約四百七十六万人。中国、韓国に次いで三番目に多かった。 同市の輪島塗会館で八月三十日、漆器業界や市職員ら関係者が顔を合わせた。大類社長は「輪島塗の価値の妥当性やブランドの背景の理解促進を図りたい」と語った。まずは六十セット限定で生産。市内で展示販売するほか、ふるさと納税の返礼品を目指すことも明らかにした。

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