2019/11/19(火)

「萬古焼」で米の糖質17%カット 四日市の企業など開発

あなたの健康 気づかう土鍋

 全国シェア8割を占めるとされる三重県四日市市の伝統工芸「萬古焼」の土鍋に、炊飯の際に糖質を17%カットできる中ぶたを付けた新商品「気づかう土鍋」が誕生した。同市の萬古焼製造会社「スタジオノア」と名古屋市のヘルスケアメーカー「アメイズプラス」が共同開発した。健康志向の人に白米をおいしく食べてもらい、萬古焼振興にもつなげる狙い。価格は1万780円。今月5日からアマゾンやカタログ通販で販売している。

米の糖は水に溶けやすい性質がある。煮ることで溶け出した糖が土鍋内の熱対流で上昇し、土鍋上部にあるシリコーンゴム製の中ぶたに穴から入ってたまる仕組み。ためた糖分は捨てる。異なる糖質カット率で味を比較し、17%カットで最もおいしい米が食べられることが分かった。日本食品分析センターに試験分析を依頼し、カット率の正確性を担保した。

3合まで炊飯でき、取っ手と取っ手の間の幅は21.5センチ、高さ18センチ。「毎日食べる米だからこそ、体を気づかい、おいしく、ヘルシーに食べられるように」との思いを商品名に込めた。アメイズプラスの山本良磨代表が四日市市出身で、全盛期に比べて衰退基調にある萬古焼を盛り上げようと企画した。

市場ニーズを探るため、9月30日~10月25日に目標額50万円でクラウドファンディングを実施し、開始から4日で資金調達を達成。アメイズプラスの広報担当者は「家族みんなで健康的に、ご飯を食べてもらえれば」と話した。(梅田歳晴)

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