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2020/2/17(月)

「寄木細工」に魅せられた若き職人…箱根の伝統工芸品の高い技術力を未来に伝える

吉田美穂がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「DUNLOP presents みらい図鑑」。日本の美しい風景、地域で受け継がれる伝統、志を持って活動する人など、100年後の地球に生きる子どもたちへ繋げていきたい“ヒト・モノ・コト”を紹介しています。2月8日(土)の放送では、箱根で江戸時代から続く伝統工芸「寄木細工」に携わり、工房「るちゑ」を構える職人の清水勇太さんに、「寄木細工」の魅力についてお話を伺いました。

 

 



「寄木細工」とは、さまざまな種類の木を組み合わせ、それぞれの色合いの違いで、精緻な幾何学模様を描いていく木工技術です。箱根土産として、古くから愛されてきました。

清水さんの寄木細工との出会いは大学生のころ。たまたま訪れた箱根で出会い、繊細で高い技術に衝撃を受け、職人の道を目指すようになりました。自分を感動させてくれた伝統工芸。その世界をずっと未来へと伝えていけるようにと、清水さんは、これまでのイメージにとらわれないさまざまな作品をつくっています。

例えば、マラカスやカスタネットなどの楽器や保育園の遊具。

思わず飾りたくなるカスタネット



そして「ちりとり」などもあります。

見た目も美しい「ちりとり」



これは同じ神奈川県内に伝わる「中津箒(ほうき)」にマッチする「ちりとり」を、との依頼を受けて、薄くスライスした寄木を絶妙な角度に折り曲げた、美しい作品を完成させました。

「るちゑ」では、さまざまな「木」を取り扱っていると清水さんは言います。「ぼくの工房では、ミズキ、ケヤキ、エンジュ、まかば、ほうのきなどの日本の木のほかに、海外からウォルナットやメープルを取り寄せて、主に15種類ぐらいのストックのなかから寄木の製品を作っています」

その名のとおり、「木」を「寄せて」作る工芸作品。「寄木細工」の魅力を清水さんは「木、1種類そのままで使ってもとても美しいのですが、いろんな種類の木が隣り合うと、1種類で見せた美しさとは異なった魅力が見えてくるのが、寄木細工の面白いところだと思います」と語ります。

複数の種類の木を組み合わせるのが寄木細工の真骨頂



若手職人・清水さんの手によって受け継がれていく伝統工芸品。この先、どんな作品がうまれるのか、楽しみですね。

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