富山)井波彫刻師、チェーンソーでアマビエ像制作

 国の伝統的工芸品に指定されている富山県南砺市の「井波彫刻」の彫刻師、藤崎秀平さん(60)=同市松島=が、新型コロナウイルスの感染拡大に伴いSNS上で話題になっている妖怪「アマビエ」の木彫り像を制作した。

 杉の間伐材を使った作品で、高さ約65センチ、直径約30センチ。胸のうろこや尾っぽ部分が立体感を出し、大きな頭やくりっとした目が愛らしい。彫刻師歴40年以上の藤崎さんは国が認定する伝統工芸士で、普段は仏像や人物像、和室の欄間制作などにノミを振るうが、今回は10年ほど前から取り組んでいるというチェーンソーアートの手法を用い、ほぼ1日で仕上げたという。

 アマビエは半人半魚の妖怪で、江戸時代に現在の熊本県に現れて疫病を予言。「病気が流行したら、自分の姿を書き写して人々に見せなさい」と告げて去ったとされている。

 藤崎さんは「新型コロナが早く収まって、平穏な日常が戻ってほしい。アマビエはその姿を見てもらえば疫病が収まると聞く。ぜひ一目見に来てもらえたら」。像は藤崎さん宅の玄関先に展示するという。問い合わせは、藤崎さん(0763・82・0805)。

元の記事を読む *外部サイトへリンクいたします。
totop