9月24日、25日に開催している「ツーリズムEXPOジャパン2016」に、
今年も出展しております!
今日は企業Dayということで、
早速取材に行ってまいりました。
伝産協会のブースは、
去年と同じくどんぶり選手権のお隣にあります。
黒いブースなので遠くからでもよく見えます!

この位置から左側を見ると、どんぶり選手権会場です。
ちなみに伝統的工芸品のブースを通り過ぎたところには、
Japanステージがあります。
それでは早速中に入っていきましょう!



まず左側にあるのは、
江戸木版画のブースです。
体験もできるようになっているので、
お時間のある方は、ぜひ足を止めて行ってみてください。
そして、江戸木版画の目の前にあるのが、


近江上布のブースです。
麻の性質などを事細かに書いており、
担当されている方も気さくな方なので、
親切にいろいろと教えてくれます。
意外と身近にある麻に対しての、
知識を深めるのもいいかもしれません。
また、布おりがみ体験やあづま袋作り、
糸つむぎとキーホルダー作りの体験も出来ます。


こちらは樺細工のブースです。
樺細工の商品に囲まれて、
職人さんが実演をしています。
体育座りのような形で、
作るのが昔からの習わしの様です。
またこちらでは、
アクセサリー作りの体験もできますので、
樺細工に興味のある方はぜひ自分の手で作ってみてください。
そして、樺細工の向かいにあるのが、


仙台箪笥のブースです。
伝統的工芸品に指定されたのは去年。
ブースの真ん中には、
どーんと存在感のある箪笥が置かれていました。
100年以上の歴史を持つ箪笥の素晴らしさを、
ここでじっくりと聞くことができます。
さらに今回は、
箪笥模型の組立ての体験もできますで、
箪笥に興味のある方はぜひ体験をしてみてください。


こちらは波佐見焼のブース。
職人さんが絵付けの実演をしているところを見ることができます。
また、長崎県のPRも行っているので、
伝統的工芸品とともに、その土地のことをしっかりと知れるブースとなっているのが特徴です。
またこちらでは、
アクセサリー作りを制作体験で行うことができます。
波佐見焼も奥が深い伝統的工芸品ですので、
一度手に取ってみてください。
波佐見焼の向かいにあるのは、


丸亀うちわです。
日本人なら、誰でも一度は手に取ったことのあるうちわ。
そのうちわの実演を、職人さんがしています。
今回来ていただいている職人さんは、
トークも達者な方なので、
実演中でも気軽に話しかけてみてください。
色々と作業工程を聞くことができます。
そして、道を挟んであるのが、
伝産協会のアンケートコーナーです。
こちらでは、簡単なアンケートにお答えいただくと、
各日先着100名様に伝産マークの入ったトートバックをプレゼントしていますので、
ぜひお立ち寄りください、
伝産協会のブースの前では、


結城紬のブースがあります。
こちらでは、写真のようにその場で結城紬の着物を着せてもらうことができます。
外国の方に大人気で、
多くの方が着物を着つけて貰って写真を撮っていました。
着付けをしていない時には、
職人さんの実演も見ることができます。


結城紬の実演は、
職人さんが三人とも違う工程の作業をしていることもあり、
興味深そうに足を止めて見ている方も多くいました。



続いてのブースは、越前ものづくりの里プロジェクトです。
こちらでは、越前で作られている工芸品の体験をすることができます。
ロクロ体験も、職人さんが前に座って指導をしてくれるので、
初めてでも問題なく作ることができます。
一日を通して、人の動きがあるブースのように感じました。
ただし、体験も実演も24日、25日は刃物研ぎだけになっていますので、
ご了承ください。
そして、最後のブースは、


山鹿灯籠です。
灯籠と聞くと、
金属や石でできているのかと思いがちですが、
山鹿灯籠は紙で作られているのが一般的です。
ただ、間近で見ても紙でできているように見えない立体感と、
質感があり、
見る者を魅せる力があります。
こちらでは、職人さんによる実演を見たり、
ミニ金灯籠作りに挑戦することも出来ます。
伝統的工芸品のブースは以上なのですが、
取材を終えて伝産協会のブースに戻ってみると、
職員の方が海外メディアの取材を受けていました。

動画を撮っていたようで、
調べてみるとyoutubeにもアップされると書かれていたので、
どこかで写真のような映像を見ることができるかもしれません。
最後に、司会の方を呼んでのPRタイムがあったので、
見てきました。
私がお邪魔をしたのは、
山鹿灯籠です。

左の白い服を着ているのが、
司会の方で、右の青い服を着ているのが、
山鹿灯籠の職人さんです。
写真の真ん中にある家屋のような建物が展示されていましたが、
実はこれも山鹿灯籠の職人が和紙で作ったものだそうです。

家屋に近づいて写真を撮ってみましたが、
こんなに至近距離で見ても、
全てが和紙で出来ているようには見えないですよね。
立体感、素材感が本当に職人のなせる業だと思います。

その後、司会の方に促され、
見物している人に囲まれながら、
実演をしていただきました。
そして、山鹿灯籠では山本寛斎さんによる、
新しいプロジェクトが始まっています。
「歌舞れ」という言葉とともに、
これまでの山鹿灯籠の常識を打ち消すような、
斬新なファッションが編み出されたのです。
今回は、3名のモデルさんにその服を着て頂き、
撮影会も行われました。


懐かしいような、
斬新なような柄の服を身につけるモデルさんたち。
山鹿灯籠をかぶることによって、
さらに存在感がアップしているようにも見えます。
会場内もモデルさん達を見て、
圧倒されているようでした。
そして最後に、
山鹿灯籠踊りも披露して頂きました。



まるで浮世絵から出てきたように、
綺麗で愛らしい舞でした。
今日は3人で踊っていただきましたが、
9月25日(日)は12時半~13時にJapanステージにて、
山鹿灯籠踊りの披露がありますので、
お時間のある方は、ぜひぜひお立ち寄りください。

ツーリズムEXPOジャパンで、皆さまに合えるのを楽しみにしております!
