2016.02.16

可憐な装いの薩摩焼たち

薩摩焼」という名前を聞いたことはあるでしょうか?

 

薩摩・・・という名前からして鹿児島の焼きものかなぐらいの認識なのかもしれません。

伝統的工芸品の薩摩焼は、もちろん青山スクエアにも置いています。

 

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ぐい呑たち

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幻想的な色味のものから

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濃い色の物まで

ごつごつした雰囲気があるのに、

多色使いのため男性用にでも女性用にでも使えそうなぐい呑。

近くで見てもとても可憐です。

 

ですが薩摩焼はこれだけではありません。

 

薩摩焼の特徴は、焼き物の種類が6種類もあるということ。

伝統的な技法として認められているのが、

「堅野系」「龍門司系」「苗代川系」「西餅田系」「平佐系」「種子島系」

 

また大きなくくりで言うと、

「白薩摩」「黒薩摩」「磁器」の3つに分けられて、

「白薩摩⇒しろもん」「黒薩摩⇒くろもん」と言ったりもします。

 

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しろもんのワインカップ

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くろもんの酒器。2合まで入れることができます。

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しろもんの瓢箪型の一輪差し

しろもんもくろもんもそのままの色を使った焼きものもありますが、

綺麗な上絵をつけてより華やかにするのがしろもんの特徴とも言えます。

 

くろもんはというと、もともと庶民用の焼き物だったため上絵付けはせず、

釉薬の色のみで表現していました。

 

ただ現在は、しろもんもくろもんも庶民用とそうでないものの差がなくなってきているので、

くろもんでも上絵付けをされているものも一部存在しています。

 

ちょっと変わったタイプの焼きものだと、

 

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こう見えて香炉として使います

薩摩焼は伝統的な形式のものだけではなく、

新しい取り組みにも積極的で、

元からたくさんある手法を組み合わせたり、

進化させてその姿を現代風にどんどんと変えています。

 

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可愛らしい桜の香合

種類の幅が広いこの薩摩焼。

実はオンラインショップにも商品があります。

しかもオンラインショップ限定の商品!

 

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紬模様カップの

今回紹介をしていた薩摩焼の雰囲気とはまたちょっと違う、

スタイリッシュな感じのフリーカップ。

 

セットで贈り物としてプレゼントにするのもよさそうですよね。

 

薩摩焼が気になってきたら、

ぜひ青山スクエアへお越しくださいね。

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