2018.06.11

加飾技術が豊富。人の目を惹きつける会津塗

会津塗は福島県の会津若松市を中心とする土地で作られている伝統的工芸品です。

日用漆器を多く作っており、早い段階から海外への輸出もしていました。

 

製作工程は木地作り、下地作り、上塗り、加飾に大別され、

さらに板ものと丸もので作り手が違うのが特徴です。

また、図柄は縁起物が多く、多彩な加飾が見る人の目を楽しませてくれます。

 

会津塗が加飾まで行うようになったのは、

蒲生氏郷公が会津藩の領主になってからなので400年以上も前のことです。

 

その後、加飾の技術は磨かれていき、

今では錆絵を使った渋みのある「鉄錆塗」、

米のもみ殻をまいて模様を出す「金虫くい塗」、

木目の美しい「木地呂塗(きじろぬり)」等、様々なものがあります。

 

ただ漆器となると、扱い方が難しいと言う方もいて嫌煙されがちですが、

そんなに取扱いは難しくはありません。

 

注意が必要なのは、

・つけ置き

・混ぜ洗い

・スチールたわしやスチールウールを使う

・食器洗い機、食器乾燥機を使う

・電子レンジやオーブンに入れる

ということだけです。

 

それ以外は他の食器と同じでいいので、

ちょっとだけ気を付けて扱うという程度で問題ありません。

 

様々な表情を魅せてくれる会津塗は、

オンラインショップでも購入することができます。

 

オンラインショッピングの会津塗は、塗の技術を楽しむものが多いのが特徴です。

 

洗朱六寸 漆鉢

2.2 小盃 朱内金 松竹梅

会津塗のオンラインショップへはこちらから

 

また普段用に使われることが多いので、

もしかすると家にある漆器も実は会津塗のものだったということもあるかもしれません。

 

歴史は長いのに、古さを感じさせず、

いつも今の時代を取り入れながら伝統を守り続けている会津塗。

 

是非一度、手に取ってみてくださいね。

 

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