匠コーナー「山中漆器展」と企画展「新指定伝統的工芸品展」の実演と体験が賑わっています
今日から、匠コーナーでは「山中漆器 石川進ぬりもの展」とが企画展では「新指定おひろめ展」が始まりました。
朝から青山スクエアには多くの人が訪れています。
山中漆器 石川進ぬりもの展
匠コーナーの「山中漆器 石川進ぬりもの展」では、石川さんによるお箸の漆塗りの実演が行われており、外国人観光客やお子様たちが真剣にその様子を見ていました。
石川さんの実演は、4月11日まで毎日行われていますので、その姿を見に来てください。石川さんは気さくな方なので、話しかけると工芸品についても教えてくれます。
また山中漆器も、普段置かれている常設展の山中漆器よりもボリュームがあるので、漆の綺麗な器やコップなどが置かれています。
漆器に興味のある方は、思わず手に取ってみたくなるものばかりです。
新指定おひろめ展
企画展の「新指定おひろめ展」では、近年伝統的工芸品になったばかりの工芸品ばかりが出展しています。
こちらも作り手による実演が今日から行われています。
レジ前で機り機を使って実際に織物をしているのが、沖縄県の伝統的工芸品「南風原花織」です。朝からずっと機織りをしているので、色々なお客さんがじーっと見ていました。
機織りをしているところは、青山スクエアでも中々見れないので、とても貴重です。
南風原花織の実演は、4月7日(日)まで毎日行っています。
他にも、千葉県の伝統的香華品「千葉工匠具」からは、女性の作り手の方が、実演を行っています。
これは、仕上げ工程で鉄の部分を磨いているところです。
4月5日(金)、4月6日(土)、4月17日(水)、4月18日(木)の4日間、青山スクエアで実演をしているので、近くまで来たら立ち寄ってみてください。
また今回は、愛知県の伝統的工芸品「尾張仏具」が、4月7日(日)まで制作体験を行っています。
今は春休み期間中ということもあり、朝からお子さんたちがカンカンという音を鳴らしながら打ち込んでいました。
もちろん、大人も体験できますので、この機会にぜひ行ってみてください。
この他にも、福岡県の伝統的工芸品「奥会津昭和からむし織」や愛知県の伝統的工芸品「三州鬼瓦工芸品」の実演も行いますので、イベントスケジュールで日程を確認して、青山スクエアに来て見てください。
また、実演や体験はありませんが東京都の伝統的工芸品「江戸硝子」は新作発表をしており、青山スクエアの入口付近に商品を置いております。
これからの時期にぴったりな爽やかなガラスは、ついつい欲しくなりますね。
「山中漆器 石川進ぬりもの展」は、4月11日(木)まで、「新指定おひろめ展」は4月18日(木)まで行っておりますので、青山に来た時にはぜひお立ち寄りください。