伝統的な“注染”の技術で、裏表なく染められるなど優れた特徴から浴衣や手ぬぐいの生地として愛されてきた「浪華本染め」。
日本各地の伝統的工芸品を応援するイベント「JAPAN TRADITIONAL CRAFTS WEEK 2020」のメイン会場「青山スクエア」では、秋をモチーフにした手ぬぐいを始め、アーティストとコラボレーションした浴衣などを紹介、販売します。
ぜひ、この機会にお手にとってご覧ください。
JAPAN TRADITIONAL CRAFTS WEEK 2020 浪華本染め
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「浪華本染め」の魅力とは?
大阪発祥の染物技術、注染(ちゅうせん)。職人技だから実現する繊細なタッチやグラデーション、さらに、ぼかし染めなどの技法を活かした立体感や柔らかなニュアンス。また、表裏両面ともしっかりと同じ色合いで染まることも、プリントにはない特徴です。
ほとんどの工程が手作業によるため、カスレやにじみなどが微妙に生じ、一つとして同じものがないのも大きな魅力です。
ここでご紹介するのは「手ぬぐい」。ハンカチや風呂敷がわりとして外出のお供に、また、気のおけない方へのプレゼントにもぴったりです。
50種近くもの染料を駆使した多彩なデザインは、ご当地・大阪の賑わいを描いたものから、季節のモチーフ、古典柄を大胆にアレンジしたものまでさまざま。和晒の生地の優しい風合いも人気です。
色彩豊かな「手ぬぐい」
通天閣や世界遺産「百舌鳥・古市古墳群」も題材に |
十五夜やスポーツの秋など、季節を感じるデザイン |
北斎からスタイリッシュな古典柄まで、題材は幅広く |
アーティストともコラボレーション モダンな浴衣や小物が勢ぞろい
「浪華本染め」はその優れた伝統的技術を若い世代に伝えるために、さまざまな商品の企画開発を展開してきました。中でも、その魅力にいち早く注目したのが、日本を代表するテキスタイルアーティスト・高橋理子さん。アートとファッションの融合を目指す、高橋さんの人気ブランド「HIROCOLEDGE」と「浪華本染め」がコラボレーションして生まれた浴衣と小物を、JTCW2020の会期中、「青山スクエア」で特別に販売いたします。
銀座、表参道、中目黒、自由が丘、浅草など、都内5エリアの30ショップが、それぞれ1つの伝統的工芸品に焦点を当てて魅力を紹介する“JTCW2020”。会期中は、スペシャルアイテムが手に入るスタンプラリーなども開催します。
伝統的工芸品の「創り手」「売り手」「使い手」をつなぐ年に一度のイベント“JTCW2020”に、ぜひお越しください!
JAPAN TRADITIONAL CRAFTS WEEK 2020 開催概要
開催期間 | 2020.9.4(FRI)〜9.17(THU) |
会場 | 都内30のライフスタイルショップにて |
WEBSITE | https://jtcw.jp/2020/ |
https://www.instagram.com/jtcw_official/ |
所在地 | 〒107-0052 東京都港区赤坂8-1-22 1F |
TEL | 03-5785-1301 |
営業時間 | 11:00〜19:00 |
アクセス | 地下鉄「青山一丁目駅」から徒歩3分 |