2022.12.15

工芸品で見つける “クリスマス” 🎄

1年に1度だけ、出会える工芸品

毎年、クリスマスシーズンにだけ、出会える工芸品があることをご存知ですか?

 

ぐっと寒さが増した12月。街を見れば、華やかなイルミネーションが目に飛び込んできます。

気が付けばクリスマスまでのカウントダウンも残り少なくなりました。

自分へ、大切な人へ、贈りたい。

そんなクリスマス工芸コレクションをお届けします。

サンタさんの相棒といえば?

さて、サンタさんの相棒としてクリスマスに大活躍する動物といえば、そう!トナカイさんです。

童謡「赤鼻のトナカイ」では、サンタさんが乗るソリを引き、ぴかぴかの真っ赤なお鼻で暗い夜道を照らしていました。そんなトナカイさんは、モチーフとしても工芸品界隈で人気を集めています。


山中漆器

蒔絵ブローチ「トナカイダンス」
田中 修

微笑まずにはいられない可愛らしさのブローチ。2頭の赤鼻のトナカイが楽し気にダンスをしている様子が、山中漆器の蒔絵技術で表現されています。漆ならではの落ち着きのある上品さで、大人の装いに遊び心を添えてくれます。

#やまなかしっき #石川県


久留米絣

ショール(ディア)/ベージュ×紺
株式会社オカモト商店

「久留米絣」は、およそ200年前に、井上伝という機織りが好きなひとりの少女によって発明されました。子供たちが心待ちにするクリスマスに、その発明品を身に付けるというのは何だか心あたたまる気持ちがします。

#くるめがすり #福岡県

木綿の素朴な織物は肌触りが心地よく、使い込むほどに柔らかく馴染み、愛着が増すのも魅力にひとつ。他の柄も展開しているので、オールシーズンアイテムとして持っておくと便利。

受け継ぎたいクリスマスオーナメント

クリスマスツリーに飾られるオーナメントには、それぞれに意味があり、その中でも天使は ”いい知らせ” をもたらすものの象徴とされているそうです。

江戸木目込人形といえば、雛人形や五月人形など、子供たちへの幸せの祈りを込めた人形作りが広く知られるところ。そんな江戸木目込人形がクリスマスと出会って、かわいらしいオーナメントになりました。

江戸木目込人形

天使オーナメント
塚田 真弘(塚田工房)

小さなオーナメントの小さなパーツ。丁寧に木目込まれたその仕上がりは細部まで美しく、職人技を感じることができます。頭の飾りや着ているお洋服はそれぞれ違うので、お気に入りを見つけて、節句人形のように大切に大切に受け継いでいきたいオーナメントです。

#えどきめこみにんぎょう #東京都

[番外編]ちょっとしたアイデアで

最後にちょっと番外編。

「和」のイメージが強い伝統的工芸品ですが、ちょっとしたアイデアで “洋” のテイストに。クリスマスディナーをお手持ちの和食器で彩ってみるのもおすすめです。

使用しているお皿は「益子焼」

 

青錆(あおさび)プレート/大塚雅淑(益子焼伝統工芸士)

 

益子っぽくないけど、益子の伝統的な釉薬で作ってるという革新的な器。Webマガジン『青いち工芸帳』では、大塚さんへのインタビューをご覧いただけます。「青錆」の誕生エピソードとは?

 ↓↓↓

https://note.kougeihin.jp/202209

 


西陣織

風呂敷(60 × 60 cm)
上羽機業株式会社

実はこのテーブルナプキン、、、風呂敷です。素材のハリ感といい大きさといいちょうどいいかも?とアレンジしてみました。シックな色合いと縁起の良い葡萄唐草文様のモダンなデザインは、クリスマスのひと時にもぴったりです。

#にしじんおり #京都府


伊賀くみひも

手芸紐

テーブルナプキンを結んでいるのは伊賀くみひもの端切れ。製品にする過程で出てしまった端切れがひと袋に5~6本入っています。太さや長さ、色もバラバラ。手芸に使ったり、ラッピングのリボンにしたり、使い方はあなた次第のワクワクする逸品。

#いがくみひも #三重県

今年のクリスマスが、みなさまにとって素敵なクリスマスになりますように。

Merry Christmas!

クリスマス時期の定番、「京焼・清水焼」のクリスマスツリーや箸置きは今年も入荷しています☺

※クリスマスアイテムは入荷数が限られるため、完売している場合もございます。


*掲載商品に関するお問い合わせ先*青山スクエア|03-5785-1301

 

 

 

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