石川県の工芸品を紹介する＜石川県工芸フェア～輪島塗九谷焼特集～＞が日本橋高島屋で開催されます。

令和6年能登半島地震から半年経った今でも多くの工房や技術者が不自由な状態での活動を強いられています。
その中でも『輪島塗』の産地である輪島市では、工房や店舗のほとんどが大きな被害を受け、制作の場所や道具を失い、作品が被害にあうなど、完全な復興までには膨大な時間が必要であると言われています。
本フェアでは、百万石文化の歴史と進化の足跡が刻まれている堅牢優美な『輪島塗』、大胆さと繊細さを合わせもつ美しい絵付け技『九谷焼』の魅力をお楽しみいただけます。

会場では、伝統工芸士や職人による制作実演を行い、“お客様と作り手相互の出会いの場”の提供を通じて、これからの石川県の伝統文化復興や継続への一助としてまいります。

※売上の一部は、伝統的工芸品『輪島塗』の復興へ役立てていただくため「輪島塗伝統工芸士会」へ寄付されます。

伝統工芸士・職人による制作実演

連日制作実演が実施されます。
※実演者の不在時間がございます。時間により実演内容が異なります。

■『輪島塗』　伝統工芸士　坂口彰緒氏・中島悠氏　
■『九谷焼』　伝統工芸士　宮本晄氏

会　期｜2024年7月3日（水）～7月9日（火）※最終日は午後4時閉場　　
会　場｜日本橋髙島屋S.C. 本館7階 「SPACE 7-1」
＜入場無料＞

協力：一般財団法人 伝統的工芸品産業振興協会