2014.05.12

カップに馬の絵柄が9頭
『万事馬九行く』

大堀相馬焼 : 長橋 明孝さん

2014年5月12日(月)青山スクエアにて制作実演中の長橋明孝さんを訪ねました。

沢山の見学者に囲まれながら、匠はちょうど急須を成形中で、ぽんぽんポンッと華麗に口の部分と取っ手の部分を作って見せてくれました。
皆が感心しているうちに いくつかの作品を次々と作り、『ここでは焼けないからね~』と言いつつ、
せっかく成形したものを一気にグシャっと潰してしまい。。。
ギャラリーの皆さまからは、当然『嗚呼っ』という叫び声が・・

そして、これが話題の新商品 マジックカップ
(焼酎&ビールカップ) です。

  
  
   
二重構造だから、保温力・保冷力抜群!冬は焼酎を温かく保ち、夏はビールの冷たさを長もちさせるのはもちろん、キメの細かい泡立ちで生ビール気分を味わえる優れものだとか。

写真では見づらいかもしれませんが、土瓶の方は二重造りの外側の部分にハートの切り込み模様が入っているので、二重構造の様子がわかります。

長橋さん、お客さまに大サービス!
二重造りについて熱弁中です!!

こちらは夫婦湯呑。 ハート模様の奥に二重構造の内側が見えています。

貫入馬九行く ビールcup

実演見学のお客様に囲まれる長橋さん。

『仲が良ければすべてウマくいく』

墨汁で、馬の下絵の実演もされていました。
夫婦馬(めおとうま)と言って、通常2頭描くそうで、
『仲が良ければすべてウマくいく』ということらしいです。
実演見学中に長橋さんに直接お願いすれば、記念に1枚いただけるかもしれません。

来年も大堀相馬焼展は、伝統工芸青山スクエアで開催が決まっています。
匠コーナーの実演ももちろん予定しています。
来年の展示会も、ぜひ楽しみにしていてください!

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