駿河竹千筋細工
虫籠鈴丸Ⅰ
虫籠鈴丸Ⅰ
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駿河竹細工の中でも最も特徴のあるといわれる、丸ヒゴを使った駿河竹千筋細工は、天保11年(1840)、華道や茶道、機織に秀でた菅沼一我(号は芳州庵)が、清水猪兵衛に教示したのが始まりで、以後安政3年(1856)に亡くなるまで、多くの門下生を取り立てて教養し、工夫研究を重ねて、今日の礎を確立したと伝えられています。
先人たちのたゆまざる創造意欲を継承してきた駿河竹千筋細工は、竹の持つ風合、色、艶、材質を今日の完成に生かしながら、ますます繊細で優美な”技の華”を咲かせています。
<お取扱い方法>
・ちり、ほこりは柔らかな刷毛で、よごれは充分にしぼったふきん等で軽く拭いて下さい。
・水、湯の中などで洗うことは避けてください。
・風通しの良い、乾燥した場所でご使用いただきますと、竹特有のわび、さびの風合い、艶やかな色あいが増してまいります。
- 寸法:9.6cm×奥行9.6cm×高さ11cm
- 付属品:紙箱
- 生産者: 篠宮康博
※サイズは採寸によります。手作りの為それぞれに個体差がございますが、手作り品の魅力としてお楽しみ下さい。