技術・技法
1
次の技術又は技法により製織されたかすり織物とすること。
(1)
先染めの平織りとすること。
(2)
かすり糸は、よこ糸に使用すること。
(3)
かすり糸のかすりを手作業により柄合わせし、かすり模様を織り出すこと。
2
かすり糸の染色法は、「手くくり」によること。
工芸品名 | 弓浜絣 |
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よみがな | ゆみはまがすり |
工芸品の分類 | 織物 |
主な製品 | 着物地、座布団、のれん、袋物 |
主要製造地域 | 米子市、境港市 |
指定年月日 | 昭和50年9月4日 |
鳥取県弓浜絣協同組合
〒684-0041
鳥取県境港市中野町5473
弓浜絣工房内
TEL:080-4731-8712
農民の自分たち用の衣料として始まったものだけあって、素朴でざっくりした風合いを持っています。絵絣の技法を生かし「縁起物」また「厄除け」「吉祥」と、生活に関連を持つ柄が、繊細かつ大胆に表現されています。
原糸の不純物を取り除き、その糸を80本くらいに引き揃え、柄になる部分を括(くく)り染色します。染色後、乾燥させて括り糸を取ると、括っていた部分だけが染まることなく白くなっています。80本の糸を1本ずつ分けて、白い部分を合わせながら織ると、柄を作ることができます。