技術・技法
1
次の技術又は技法により製織されたかすり織物とすること。
(1)
先染めの平織りとすること。
(2)
かすり糸は、たて糸及びよこ糸又はよこ糸に使用すること。
(3)
よこ糸の打ち込みには、「手投杼」又は「踏木による飛杼」を用いること。
2
かすり糸の染色法は、「くくり」又は「織締め」によること。
工芸品名 | 久留米絣 |
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よみがな | くるめがすり |
工芸品の分類 | 織物 |
主な製品 | 着物地、洋装、インテリア商品 |
主要製造地域 | 久留米市、八女市、筑後市、大川市、うきは市、八女郡広川町、三潴郡大木町 |
指定年月日 | 昭和51年6月2日 |
久留米絣協同組合
〒839-0809
福岡県久留米市東合川5-8-5
久留米地域地場産業振興センター内
TEL:0942-44-3701
FAX:0942-44-3705
■映像
手技TEWAZA「久留米絣」
絣は先染め織物の一種です。糸の段階で括(くく)りによる絣糸を作って染色し、織り上げていくため、デザインに深みがあります。素朴な織物で、着物、小物、インテリア用品等幅広く活用されています。
絣図案を作り、経糸、緯糸ごとに整経、絣括り、織締めの作業を経て、染色して作った絣糸を用いて、絣柄を手で合わせながら織り上げていきます。