技術・技法
1
手描友禅にあっては、次の技術又は技法によること。
(1)
色彩及び図柄は、「加賀五彩」を基調とした絵画調とすること。
(2)
下絵は、「藍花」を用いて描くこと。
(3)
のり置きには、「糸目のり」を用いること。
(4)
黒色に地染をする場合には、伏せのりをしないこと。
(5)
刺しゅうをする場合には、「加賀刺しゅう」によること。
2
板場友禅にあっては、次の技術又は技法によること。
(1)
型紙は、柿渋を用いて手漉き和紙をはり合わせた地紙又はこれと同等の地紙に友禅模様を彫刻したものとすること。
(2)
型付けは、手作業により柄合わせをすること。