技術・技法
1
「紋糊置き」は、次のいずれかの技術又は技法によること。
(1)
浸染にあっては、「紋当網」を用いて紋型紙の両面貼りあわせをすること。
(2)
引染にあっては、紋型紙及び「紙筒」を用いること。
2
染色は、次のいずれかの技術又は技法によること。
(1)
浸染にあっては、紅又は藍の下染をした後、本染をすること。
(2)
引染にあっては、次のいずれかによること。
イ
「三ッ引黒」による場合は、藍の下染をした後、植物性染料を主染料とし、これと媒染染料等により、それぞれ2回以上の引染をすること。
ロ
「とろ引黒」による場合は、紅又は藍の下染をした後、「とろ引染」をすること。
3
紋上絵をする場合は、手描き又は紋彫刻をした型紙を用いる刷り込みによること。