技術・技法
1
火のし・毛もみには、もみがらの灰を用いること。
2
寸切りには、「寸木」及びはさみを用いること。
3
混毛は、「練りまぜ」(「盆まぜ」をした後「練りまぜ」をする場合を含む。)によること。
4
糸締めには、麻糸を使用すること。
工芸品名 | 熊野筆 |
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よみがな | くまのふで |
工芸品の分類 | 文具 |
主な製品 | 毛筆、画筆、化粧筆 |
主要製造地域 | 安芸郡熊野町 |
指定年月日 | 昭和50年5月10日 |
熊野筆事業協同組合
〒731-4214
広島県安芸郡熊野町中溝3-13-19
TEL:082-854-0074
FAX:082-854-6790
■映像
手技TEWAZA「熊野筆」
学童用、一般用、書道専門家用等、書道に励む人々が望む筆を幅広く生産し、特殊筆もそれぞれ注文に応じて作っています。
毛を選び、選んだ毛を組み合わせます。毛は灰でもんで油分を抜き、必要な長さに揃えて切り、毛を良く混ぜ合わせて芯(しん)を作ります。芯の外側に衣のように毛を巻き付け、根元を糸で締めて焼けば、穂首が完成します。穂首を軸に付け、糊で固めて仕上げ、銘を彫刻して完成です。穂首の原料にはヤギ、ウマ、シカ、タヌキ、イタチ、ネコの毛等を使います。選毛は筆作りの基礎となる重要な工程で、選び方を間違うと良い筆は出来ません。