技術・技法
1
甲造りは、次の技術又は技法によること。
(1)
「甲挽き」した後、屋外で12か月以上自然乾燥すること。
(2)
「荒ぐり」した後、手作業による「仕上げぐり」をすること。
(3)
甲の裏の彫りは、「綾杉彫り」又は「子持綾杉彫り」とすること。
2
組立ては、「とめ甲」又は「くり甲」とすること。
3
仕上げは、次の技術又は技法によること。
(1)
甲及び裏板は、鏝を用いて焼き上げること。
(2)
甲及び裏板の「みがき」は、いぼたろう及びうずくりを用いること。