技術・技法
1
次の技術又は技法により製織されたかすり織物とすること。
(1)
先染めの平織りとすること。
(2)
たて糸に使用する糸は生糸又は玉糸とし、よこ糸に使用する糸は真綿の手つむぎ糸とすること。
(3)
よこ糸の打ち込みには、「手投杼」を用いること。
2
かすり糸の染色法は、「手くくり」、「手摺り込み」又は「板締め」によること。
工芸品名 | 塩沢紬 |
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よみがな | しおざわつむぎ |
工芸品の分類 | 織物 |
主な製品 | 着物地 |
主要製造地域 | 南魚沼市 |
指定年月日 | 昭和50年2月17日 |
塩沢織物工業協同組合
〒949-6435
新潟県南魚沼市目来田107-1
TEL:025-782-1127
FAX:025-782-1128
摺(す)り込み・括(くく)り作業による、蚊絣と呼ばれている細かい十字絣や亀甲絣によって構成された絣模様には、独特の上品さと落ち着きがあります。
先染めの平織による絣織物で、経糸に生糸や玉糸を、緯糸に真綿の手紡(つむ)ぎ糸を使います。その製造工程は図案、染色、絣作り、製織、仕上げに大別されます。製織工程では、製図に基づき絣糸1本1本を手作業で模様に合わせて織り上げます。