技術・技法
1
染糸を使用する場合においては、糸染めをした後、糸巻きをすること。
2
より糸は、「こまより」又は「手より」によること。
3
「繍」は、「手繍針」を用いる「繍切り」、「まつい繍」、「駒使い繍」、「刺し繍」、「渡り繍」、「霧押え繍」、「割り繍」、「菅繍」、「組紐繍」、「相良繍」、「割付文様繍」、「芥子繍」、「肉入れ繍」、「竹屋町繍」又は「鎖繍」によること。
工芸品名 | 京繍 |
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よみがな | きょうぬい |
工芸品の分類 | その他繊維製品 |
主な製品 | 着物地、羽織、旗幕、緞帳(どんちょう |
主要製造地域 | 京都市、宇治市 |
指定年月日 | 昭和51年12月15日 |
京都刺繍協同組合
〒603-8321
京都府京都市北区平野鳥居前町5
TEL:075-406-5953
FAX:075-406-5954
絹織物、麻織物に絹糸、金銀糸等を用い、伝統の高度な技法を用いて刺繍し、華麗で雅やかな平安の香りを伝えています。
現在使われている京繍の技法は約30種類あります。基本的な技法は繍切り、駒使い繍、まつい繍、刺し繍、渡り繍、菅繍(すがぬい)、割り繍、組紐繍(くみひもぬい)、相良繍(さがらぬい)、竹屋町繍、芥子繍(けしぬい)、鎖繍(くさりぬい)等15種類です。