技術・技法
1
成形は、「ねじ立て成形」、ろくろ成形、手ひねり成形、押型成形又はたたら成形によること。
2
素地の模様付けをする場合には、櫛目、はり付け、「へら描き」、印花、「突き刺し」、化粧掛け又は掻き落としによること。
3
釉掛けをする場合には、「どぼ掛け」、流し掛け、筒掛け、「散らし掛け」又は重ね掛けによること。この場合において、釉薬は、「壺釉」、「別畑釉」、「土灰釉」、「藁灰釉」「伊羅保釉」、「なまこ釉」、「天目釉」又は「あめ釉」とすること。
工芸品名 | 越前焼 |
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よみがな | えちぜんやき |
工芸品の分類 | 陶磁器 |
主な製品 | 酒器、花器、茶器、日用雑器、壷、かめ |
主要製造地域 | 福井市、あわら市、丹生郡越前町、三方上中郡若狭町 |
指定年月日 | 昭和61年3月12日 |
越前焼工業協同組合
〒916-0273
福井県丹生郡越前町小曽原5-33
TEL:0778-32-2199
FAX:0778-32-3251
釉薬(ゆうやく)を使わずに焼く焼き締めや、灰釉(かいゆう)、鉄釉(てつゆう)を中心とした、素朴な肌触りの陶器です。飾り気のない作り、温かみのある土で焼かれた、暮らしに使う器としての美しさを持っています。
地元の田の底にある、「青ねば」「赤べと」「太古土」という陶土を主にまぜて陶器用の粘土を作り形を作ります。越前独特のねじ立て成形も、今なお受け継がれています。窯に入れ1,200度~1,300度の高温で焼き上げます。