技術・技法
1 はい土は、水簸をして、製造すること。
2 成形は、ろくろ成形、押型成形又はたたら成形によること。
3 素地の模様付けをする場合には、櫛目、へら目、はけ目、彫り、化粧掛け、流し掛け又は飛びかんなによること。
4 絵付けをする場合には、手描きによる下絵付けとすること。この場合において、絵具は、呉須絵具又は鉄絵具とすること。
5 釉掛けは、どぶ掛け又は杓掛けによること。この場合において、釉薬は、透明釉、飴釉、黒釉、来待釉、伊羅保釉、白釉又は灰釉とすること。
工芸品名 | 石見焼 |
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よみがな | いわみやき |
工芸品の分類 | 陶磁器 |
主な製品 | 水かめ、すり鉢、炊事用品 |
主要製造地域 | 江津市、浜田市、益田市、大田市、鹿足郡津和野町 |
指定年月日 | 平成6年4月4日 |
石見陶器工業協同組合
〒699-2841
島根県江津市後地町1315
石州嶋田窯内
TEL:0855-57-0155
FAX:0855-57-0155
磁器に近い粘土を使い、鉄を含む地元の石を使った茶褐色の釉薬(ゆうやく)や、アルカリを含む石を使った透明な釉薬を用いた製品が主力です。この透明釉は、完全燃焼した炎で焼くと黄土色を、不完全燃焼した炎で焼くと青色になります。
石見地方で採れる陶土を使用します。この土を水に入れて泥水にし、粘土として使うものと不要なものとにより分けます。より分けた泥を乾燥させて粘土を作り、ろくろ、たたら等の技法で形を作ります。形になったものは日陰で乾燥させ1,300度の高温で焼き上げます。