技術・技法
1
成形は、刃物鋼を炉で熱し、鎚打ちによる打ち延ばし及び打ち広げをすることにより行うこと。
2
もろ刃包丁の「打ち広げ」は、二枚重ねにより行うこと。
3
鎌及び鉈にあっては、「樋」を付けること。
4
焼入れは、「泥塗り」を行い急冷すること。
5
「刃付け」、「研ぎ」及び「仕上げ」は、手作業によること。
6
包丁の仕上げには、「ぼかし」を付けること。
工芸品名 | 越前打刃物 |
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よみがな | えちぜんうちはもの |
工芸品の分類 | 金工品 |
主な製品 | 鎌、なた、はさみ、包丁 |
主要製造地域 | 越前市 |
指定年月日 | 昭和54年1月12日 |
越前打刃物産地協同組合連合会
〒915-0873
福井県越前市池ノ上町49-1-3
TEL:0778-24-1200
FAX:0778-67-2070
■関連施設
刃物の里 越前打刃物振興施設
日本古来の火作り鍛造技術と手仕上げを主として、鎌、包丁等を主な製品としています。
鋼の片隅から全体を菱形に斜めにつぶす、「廻し鋼着け」という技法や、刃を2枚重ねたまま表と裏からハンマーで打ち、2枚が同じように薄くのびるよう手早く作業する、「二枚広げ」と呼ばれる技法があります。