技術・技法
1
抄紙は、次の技術又は技法によること。
(1)
「流し漉き」によること。
(2)
簀は、竹製又はかや製のものを用いること。
(3)
「ねり」は、トロロアオイを用いること。
2
乾燥は、「板干し」又は「鉄板乾燥」によること。
工芸品名 | 因州和紙 |
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よみがな | いんしゅうわし |
工芸品の分類 | 和紙 |
主な製品 | 画仙紙、書道半紙、襖紙 |
主要製造地域 | 鳥取市 |
指定年月日 | 昭和50年5月10日 |
鳥取県因州和紙協同組合
〒689-0514
鳥取県鳥取市青谷町山根128-5
大因州製紙協業組合内
TEL:0857-86-0011
FAX:0857-86-0026
insyuwashi.tottori@gmail.com
品質の高さには定評があり、書道、墨絵に適した紙である画仙紙、半紙が有名です。
材料となる植物を煮る「蒸煮(じょうしゃ)」、煮たものを叩いて細かい繊維にする「叩解(こうかい)」、水に溶かした繊維を漉いて紙にする「抄紙」、「乾燥」等の主要工程のほとんどが手作業によって行われています。いずれも古くからの技術・技法が伝えられています。