技術・技法
1
地紙加工及び生地加工にあっては、「ドウサ引き」及び「地色引き」をすること。ただし、白張りのものは、「地色引き」をしないこと。
2
地紙又は生地の加飾をする場合には、「刷り込み」又は絵付けによること。この場合において、絵付けは、手描きによること。
3
火袋の加工にあっては、「型組み」、「ヒゴ巻き」、「張りつけ」、「継ぎ目切り」及び「型抜き」によること。
4
木地の加工にあっては、「張り込み」、「口打ち」、「面取り」をすること。
工芸品名 | 岐阜提灯 |
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よみがな | ぎふちょうちん |
工芸品の分類 | その他の工芸品 |
主な製品 | 提灯、大内行灯(あんどん) |
主要製造地域 | 岐阜市、山県市、瑞穂市、羽島郡岐南町 |
指定年月日 | 平成7年4月5日 |
岐阜提灯協同組合
〒500-8061
岐阜県岐阜市小熊町1-18
(株)オゼキ内
TEL:058-263-0111
FAX:058-262-0058
■映像
手技TEWAZA「岐阜提灯」
形が清楚で、細工が精巧で、火袋には優雅で秀麗な彩色絵が施されています。骨になる竹ひごは細く、紙は極めて薄く、花鳥、風景、人物等の絵が描かれています。形は球形か卵型をしています。
まず提灯の張り型を組立て、型に刻んである溝に沿って螺旋状に竹ひごを巻きます。次に竹ひごで作られた骨に糊を付け、和紙または絹を貼り、要らない部分を切り落とします。刷り込みまたは描き絵によって絵付けをし、提灯が乾燥したら型を抜き取り、上下の輪を組み込んだ後、付属品を取り付けて完成します。