技術・技法
1 地紙加工にあたっては、「ドウサ引き」及び「地色引き」をすること。ただし、白張りのものは「地色引き」をしない場合もある。
2 地紙又は絹の加飾をする場合には、「絵付け」によること。この場合において、「絵付け」は手描きによること。
3 火袋の加工にあたっては、「型組み」、「ヒゴ巻き」、「張り付け」、「継ぎ目切り」及び「型抜き」によること。ただし、「絹の張り付け」をする場合は、「型組み」、「ヒゴ巻き」、「絹の張り付け」、「継ぎ目切り」、「ドウサ引き」及び「型抜き」によること。
4 木地の加工にあたっては、「木地作り」、「塗り加工」をすること。













福岡県八女市。市の中心部には、土蔵造りの町家が今なお軒を連ね、江戸、明治、大正、昭和初期と、それぞれの時代の風情を現代に伝えている。お茶屋、味噌屋、和菓子屋といったどことなく懐かしさを感じさせる店と共に、仏壇店や提灯店がいくつも並ぶのは、提灯どころの八女ならではの風景だ。そんな八女の提灯づくりに精通した、提灯メーカー経営者の今村保雄さんに、お話をうかがった。






