概要
工芸品名 | 岐阜和傘 |
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よみがな | ぎふわがさ |
工芸品の分類 | 木工品・竹工品 |
主な製品 | 雨傘、日傘、舞踏傘、野点傘、差し掛け傘 |
主要製造地域 | 岐阜市、瑞穂市、本巣郡北方町、羽鳥郡岐南町 |
指定年月日 | 令和4年3月18日 |
連絡先
■産地組合
一般社団法人 岐阜和傘協会
〒500-8009
岐阜県岐阜市湊町45
TEL: 058-215-8656
FAX: 058-269-3857
特徴
和傘を畳むと細く収まる「細物」が岐阜和傘の特徴と言われています。傘を開いた時だけではなく、閉じた時の佇まいも美しくなるように技術が継承されています。また様々な技法を駆使して繊細な模様が施された蛇の目傘や、デザイン性に富んだ日傘などが生産されています。
作り方
傘の持ち手である柄(竹や木の棒)に取り付けられたロクロという部品に、竹で作られた傘骨を1本ずつ糸でつなぎます。傘骨を水平に開いた状態で和紙を張り、和傘の用途に応じて油引き、天日干し、塗装、糸かがりの作業を行い、最後に部品を取り付けます。岐阜和傘は分業制で行われる事が多く、何人もの職人の手に渡り、ようやく1本の和傘が出来上がります。