アマビエ博多人形、コロナ払いのお守りに 「遠く離れた家族にも」

 疫病をはらうとされる妖怪「アマビエ」をモチーフにした博多人形のお守りが、新型コロナウイルスの感染が広がる中、人気を集めている。


 福岡市早良区小笠木の伝統工芸士、梶原正二さん(69)がストラップやペンダントとして身につけられる高さ約3~4センチの10種類を制作している。梶原さんが中心となって福岡、熊本両市で開く恒例の博多人形妖怪展で、新たな展示品の一つとして昨年夏から、熊本ゆかりのアマビエを出すようになった。コロナ禍で全国的に話題になる前からアマビエを取り上げた「元祖」的な存在だ。

 人形は、京都大が所有する1846年の瓦版を基にデザイン。体が人魚のようにうろこで覆われ、長髪で顔にはくちばし。赤やピンク、水色などで鮮やかに彩り、目を閉じてお祈りしたり、薬瓶を手にしたりした人形もある。梶原博多人形工房のホームページから注文ができる。梶原さんは「遠く離れて暮らし、故郷に帰省できない家族を思いやり、人形を贈る人もいます」と話していた。 (下村佳史)

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