2014.01.31
木曽漆ガラス「百色」展
伝統工芸青山スクエアでは、
1/31(金)~2/5(水)まで 木曽漆ガラス「百色」展を開催しています。
【匠コーナー】では期間中、
漆ガラスの加飾(製作実演)も行っています。
かつて”百色眼鏡”と呼ばれた万華鏡を思わせる個性溢れる器が出来るまでの工程を、
今回は少しだけ切り取ってご紹介しています。
この機会に間近でぜひご覧ください。
小坂 智恵さんの実演の様子をご紹介します。
木曽漆器づくりの技術による漆ガラスへの挑戦は、
約20年前に始まりました。
ガラスという素材に漆を定着させることは難しく、
まずは下地となるガラスに、特殊加工を施してから塗り始めるそうです。
ガラスに漆で絵付けをした後に、
丸1日『室(むろ)』という湿度の高い部屋に作品を入れて乾燥~定着させます。
その上からもう一度色を重ね、
色の焼き付けをして、ようやく1つの作品が出来上がります。
職人さんの手仕事により丁寧に塗り描かれたテーブルウェアを、
自由なスタイルで楽しんでみてはいかがでしょうか。