2015.11.27

「美濃焼 加藤音 陶展」トークショー

青山スクエアでは本日より、

美濃焼 加藤音 陶展」が始まりました。

 

そして14時からは青山スクエア恒例のトークショーが行われました!

 

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美濃焼の匠、加藤音さん

加藤さんは仕事として美濃焼を始めて23年。

教室に通っていた時期から換算すると29年にもなるそうです。

 

美濃焼は岐阜県の伝統的工芸品で、

食器や花瓶などが主な作品になります。

 

そんな中で加藤さんは、

使う土によって作るものを使い分けているそうです。

 

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加藤さんが創る作品の中で一番人気のシリーズ

真ん中がエメラルドグリーンになっているこのお皿は、

粗い土と釉薬のみで作っており、

自然とこの色が表現されるそうです。

 

また、加藤さんのオリジナル作品には欠かせない、

葉っぱもついています。

 

葉脈だけが残るように陶器の中に形を入れ込んで作るので、

自然が身近に感じられる作品です。

 

ちなみに加藤さんが使う葉っぱは、

ご自宅に生えている木から頂戴することが多いので、

素材は取り放題と言って聞いている方を笑わせていました。

 

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壁に掛ける四角い花瓶

次に紹介をしていただいたのが、

壁に掛けるタイプの花瓶。

 

新しい挑戦の一つで、

絵画のようなイメージを花瓶として表現したものです。

 

実際には花を活けなくても、

花瓶として部屋の中を華やかにしてくれるようにという思いも込められています。

 

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ボウルのような大きさのお皿

このお皿は、加藤さん曰く、

土と釉薬の組み合わせが好きだそうです。

 

釉薬は「しらゆき」というものを使っており、

料理を映えさえるのにベストな色を出してくれるのだとか。

 

と、色々な作風の陶器を作っていますが、

男性とは違う美濃焼作りをしているところがあります。

 

それは、盛り映えする器を作るということ。

 

加藤さんの考える食器は、

器だけで完成するものではなく、

料理を盛り付けてようやく完成するもの。

 

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自分で作ったお皿に料理を盛ったもの

加藤さんは、自分で作った料理を自分で作った器に盛って写真を撮り、

ブログにアップしています。

☆ねいろ便り☆

 

実際に自分で器を使って盛り付けてみることで、

作っているだけではわからなかったことがわかるようになり、

日々、改良を加えているそうです。

 

器中心でもなく、

料理中心でもなく、

二つが合わさって完成する食器にするため、

柄を入れつつも控えめにしているのが、

加藤さんのこだわり。

 

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美濃焼 加藤音 陶展」は12月2日まで行っています。

 

また制作実演や制作体験も2日まで毎日行っていますので、

青山に来た際にはぜひお立ち寄りください。

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