歴史を越えてきた萬古焼
四日市萬古焼は、様々な時代を超えてきた伝統的工芸品です。
一番古いものは「古萬古焼」と言われ、
江戸時代中期に桑名の豪商・沼波弄山が開窯したのが始まりと言われています。
ただ、しばらくしたのち「古萬古焼」は後継者が誰もいない状態になり、途絶えてしまいました。
ですが、30数年経った頃、とある兄弟が萬古焼を「有節萬古焼」として復活させたのです。
その後、「明治萬古焼」「大正萬古焼」「四日市萬古焼」など、
様々な名前のものが出てきましたが、
伝統的工芸品に指定された際に「四日市萬古焼」という名前に統一しました。
ところで、萬古焼で一番初めに主流となったものが何かご存知でしょうか?
古萬古焼を始めに開窯した弄山は、幼いころから茶道を親しむ人だったこともあり、
茶器を作ったのが始まりだったようです。
その後、有節萬古になった際、古萬古焼時代の茶器を作ろうとしたのですが、
時代の主流が抹茶から煎茶になっていたため、
煎茶を入れるための急須作りが盛んになり、
現在に至っています。
などなど、
四日市萬古焼の急須の種類は本当に豊富で、
様々なものがあります。
使われる土も様々ありますし、
絵師による装飾もあるため、
伝統的な萬古焼から現在風にいたるまで、
表現の仕方は職人によって違うのが、
より強調されている伝統的工芸品と言えるかもしれません。
また、急須以外にも作られていて、
もちろん青山スクエアのオンラインショップでも、
四日市萬古焼は売られています。
ただ、ショップとは違うラインナップとなっています。
四日市萬古焼の商品はこちらから見ることができます。
他にもオンラインショップ限定の商品があるので、
青山スクエアに直接来て商品を見るのでも、
まずはオンラインショップで商品を見るのも楽しいかもしれません。
また四日市萬古焼の急須でお茶を飲むと、
普段のお茶がよりおいしくなると言われるほど、
美味しいお茶を飲むことだけを考えられて作っている急須。
急須と湯呑のセットでいかがでしょうか?