備前焼展と上野焼展が始まりました!
青山スクエアでは今日から「備前焼天地窯 菅形基道作陶展」と「上野焼 守窯展」が始まりました。
常設展では置いていないような備前焼や上野焼がずらっと並んでいます。
備前焼
「備前焼天地窯 菅形基道作陶展」は、入り口付近にどーんと大きい備前焼を置いていました。
「ヒアリング」と書かれた文字に、はじめは首をかしげましたが、よくよく見ると人の顔なんですよね。
しっかり耳もついていて、きっと多くの声を聞いてくれるんだろうなーという感じがします。
菅形さんの備前焼といえば、『ねこ』です。
今日も、開店と同時に入ってきた外国の方が、左側の猫を1匹買われていきました。
愛嬌がありますもんね!
でも、動物シリーズは他にもあります。
個人的には犬派なので、わんちゃんがいるとテンションが上がってしまいます。
他の動物も同じ場所に置かれているので、それは実際に青山スクエアに来てから見てみてください。
作り手の菅形さんは、こういった可愛いものも作っているのですが、格式高い備前焼も作る人です。
お茶の席で使うような抹茶碗。
こういったものも今回はいくつか持ってきてくださっています。
備前焼にはネックレスやブレスレットも置いていますので、ぜひぜひ直接見てみてくださいね。
5月16日までは、毎日菅形さんがろくろの実演をしていますので、お話をしながら工芸品を見るのも楽しいですよ。
上野焼
そしてこちらは、レジカウンターの前で行われている「上野焼 守窯展」。会期中、店頭で立っているのは作り手の熊谷守さんですが、並べられている商品の中には、熊谷さんの娘さんの商品も置かれています。
若々しい感じが、商品を見るだけでも感じられますよね。
ですが、エスニックなアクセサリー以外にも、女性が作ったとは思えないような恐竜の形のものもいくつも置かれています。
右の写真は観葉植物を入れる鉢植えですが、色々な形の恐竜型のコップや羊のコップなども一緒に置かれています。
当の熊谷守さん本人の作品はというと、娘さんの男っぽさとは対照的に女性らしさあふれるものを作っていたりします。
外側にも表側にも絵が描かれており、外側には艶がなく、内側には艶があるような、変わったお猪口。
熊谷守さんの、他の作品を見てみても、内側にも表側にも何かしら描かれているというものが多いような気がします。
エスニックな形から、華やかな模様まで個性豊かな上野焼を楽しむことができます。
自由な発想で作られる食器は、見ているだけでも楽しい気持ちにさせてくれますよね。
熊谷さんも、5月16日まで毎日青山スクエアの中でろくろの実演をしています。
話すのもとても楽しい人ですので、青山スクエアの近くに来た時にはぜひ立ち寄ってみてください。
楽しい時間を過ごすことができますよ。