「音・灯・香」 癒しの空間づくり
音で、香りで、あたたかな灯りで
しみじみと物思う秋。自分のための癒しの時間を堪能するにもぴったりの季節です。
身も心もゆっくりほどいてくれる、そんな工芸品をご紹介します。
音 ~美しいゆらぎの音色~
愛らしく、インテリア性も兼ね備えた高岡銅器の「おりん」。現代の住空間や生活スタイルに合わせてスタイリッシュに進化しました。体の芯まで響く心地よい音は「1/fのゆらぎ」。ぜひその音色をお聞き比べください。
1/fのゆらぎ
自然界には感覚的に「心地よい音」が無数に存在しています。波の音、小川のせせらぎ、滝の音、風にそよぐ木の葉の音、小鳥のさえずり、虫の声など。
聴く人の脳波にα波の増加が見られ、リラックス効果があると科学的実験で確認できる、ごく限られた音のゆらぎ、それが「1/fのゆらぎ」なのです。
オトノスイッチ
天然石でおりんを叩きます。
その天然石の持っているエネルギーや効能と、おりんそのものの美しい音のゆらぎで、自分の心をありたい状態に切り替えます。そんな心のスイッチです。
引用元:久乗おりん (kyujo-orin.com)
手のひらに乗るコンパクトなサイズ。オーガンジーのポーチが付属しており、持ち運びもしやすいように設計されています。
アストロリン
「探しあてた60°の傾き」
傾きの角度60°は、誰もがいい音を鳴らせるポイントに、撥(マレット)が当たりやすい角度となっています。無理なく最良の音を鳴らすことができます。(特許申請中)
「余韻にこだわったゆる~い台座]おりんをほどよいゆるみを持たせて台座に固定しています。おりんをしっかり固定すると音の伸びを止めてしまうので、振動をできるだけ伸ばし、特有の心地よい余韻を長く保つための大事な工夫です。(特許取得済)
引用元:久乗おりん (kyujo-orin.com)
宇宙飛行士が小首を傾げたようなフォルムのおりん。ゆっくりと鳴らせば、遠い宙に想いが響きます。
灯 ~陰影の美~
間接照明と言われる落ち着いた「灯り」はリラックスタイムに欠かせない要素。駿河竹千筋細工の行灯は、光の揺らめきと、美しい陰影でくつろぎの空間を演出してくれます。
行灯「いちりん華」
駿河竹千筋細工ならではの、細くしなやかな竹ひごで編み込まれた優美な行灯。くびれのある立体的なかたちで、灯りを入れると竹ひごの陰影が華のように広がります。和室はもちろん、フローリングなど洋間にも合うモダンなデザインです。
上部には六ツ目編みを施し、熱を逃して光を拡散するといった効果も。匠の技が光ります。
香 ~引き立てる造形~
香りを楽しむという文化は古今東西を問わず、愛されてきました。そしてその香りを楽しむ道具もまた、造形美や機能美を備え、香りを引き立てるという役割以上に愛されています。
香立て 木の葉
木の葉そのままの姿をデザイン。鋳物ならではの安定感、質感が落ち着いた風情を醸すお香立てです。長いスティックの灰も受け止められ、お手入れもしやすく機能的。
また、ペーパーウェイトとしても活躍します。
CAGE P お香立て(シルバー)
五角形を組み合わせた立体型のお香たて。伝統的な香炉でも用いられる、透かしの技法で仕上げました。心やすらぐ和の美意識を残しつつ、現代のライフスタイルにも馴染むデザインです。お好みのお香を焚いて、格子文様の隙間からゆらゆらと立ちのぼる煙をお楽しみください。
引用元:ifuki(イフキ) 中村製作所
長くなったおうち時間にもぴったりな癒しの道具たちを、伝統的工芸品で揃えてみてはいかがでしょうか?
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